吉本実憂、“悪女”イメージに言及 「一生女優」宣言に確信

昨年末に19歳になったばかりの吉本実憂。2015年は女優としてドラマ『アイムホーム』『表参道高校合唱部!』『5→9~私に恋したお坊さん~』、映画『罪の余白』と、いずれも重要な役柄で出演し大躍進を遂げた。そんな吉本を新年に直撃! 胸の内を聞くと、飾らない人柄が伝わってきた。
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昨年はいろんな役柄に挑戦し、全部が楽しかったという吉本は「みなさんにとっては『表参道高校合唱部!』や『罪の余白』でのクールな役柄のイメージが強いようで、“悪女”イメージがあるといわれますが、私の感覚では、“悪女”ってひとくくりに言えないなと感じました」と持論を述べると「それぞれに全く違う背景を抱えていたり、秘めたものがある。やっぱり人っておもしろいなと、人に対する思いがより深くなった1年でしたし、それぞれの役柄を自分の中に入れ込めるように、少しはなったのかなと思っています」と振り返った。
吉本は自分の中から役を引き出すというよりは、キャラクターを自らの中に入れ込んで演じるタイプなのだろうか。「そうですね。入れ込んで。ただ、やっぱり演じるのは自分なので、自分しかできないものにしていきたいし、その役をどんどん深めて厚くしていけたらと思っています」。
実生活での変化は「ネイルが好きになった」こと。「それまで爪を長くするのが苦手で、ちょっとでも伸びてくるとすぐに切っちゃっていたんです。でも、テレビでタレントさんや女優さんが髪をかき上げる仕草をしている時なんかに、ちらっと見えるネイルがすごくきれいで女性らしくて、憧れるようになったんです」と微笑む。今では洋服に合わせて自分で塗ったりしているようで、「お仕事の関係で、1日で落とさないといけないときもありますが、気分転換にもなるし、いい趣味を見つけました」。