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真木よう子「強い女性が認められる世の中に…」二階堂ふみと語る“いい女”とは

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『蜜のあわれ』二階堂ふみ&真木よう子インタビュー
『蜜のあわれ』二階堂ふみ&真木よう子インタビュー クランクイン!

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 二階堂ふみが金魚、真木よう子が幽霊に扮する……。奇想天外すぎる設定に「どんな話?」と疑問に思う人も多いだろう。しかし映像化された作品は、実力派女優の二階堂と真木の好演も光り、おかしみと趣のある娯楽作品に仕上がった。これまで何度か共演している二人に、改めて感じたお互いの印象や作品の魅力について語ってもらった。

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 昭和の文豪・室生犀星が晩年に発表した小説を映画『シャニダールの花』の石井岳龍監督が映画化した『蜜のあわれ』。二階堂は「高校生のころから思い続けていた作品」と原作に対して特別な感情があったことを明かすと、映像化され、自身が主演を務めたことには「偶然の重なりで思いが叶ったことへの喜びが大きかった」と笑顔をみせた。

 二階堂演じたのは金魚の赤子。「現場に行かないと分からないことが多いので、あまり普段から役柄をイメージはしていない」とスタンスを語り、「でも私は結構人間以外の役もやっているので、金魚という役柄に関して特別な感情はなかった」とあっけらかんと話す。とは言え「実像がない役なので、あまり言葉に意味を持たせたくないという思いはありました。(大杉漣演じる)おじさまと言葉遊びをするような感覚でシーンを重ねていきました」というこだわりも。

 一方、真木演じる幽霊のゆり子に対して「5~6回読んでも台本は難解で、これをどうやって映像化するんだろう」という感想を持ったという。石井監督からは「幽霊という役どころなので生きていないけれど、感情を持ってほしい」というオーダーがあったようで「真っ白のまま現場に行った」と普段とは違うアプローチ方法で臨んだことを吐露した。

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