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大野拓朗、「後悔せず、限界を決めない」芝居に全力投球

映画

 劇中で注目してほしいポイントは、バイト中の泉水が、わけあってオカ研から距離をとった森司を追いかけるまでの一連の動きだという。手持ちカメラの長回しで撮影されたという同シーンで大野は、まず助手席に乗り込み、ドアを開けて先輩を突き落とす。そして運転席に回りカギを指し、エンジンをかけてシートベルトを締め、開いている窓も閉める…という一連の動きが求められた。しかも、大野は184センチの長身。「やることが多くて。軽トラの中って狭いから、足がかなりつっかかるし、マニュアル車だし、あのシーンは結構大変でした(笑)」。

 学生時代はバスケットボールに打ち込んでいた大野。学生に戻れたらどんな研究会を作りたいかという質問に「NBA研究会」と即答する。「バスケをもっと練習していたかったとは思いますね。あの頃でも、全力でやっていたとは思うんですけど、今思い返すと、もっと頑張れたなっていうか。自分で自分に限界を決めていたなとは思いますね」と未練がある様子。それでも、バスケで不完全燃焼したエネルギーは演技へと向けられており、「もう後悔しないで、限界を決めないで、全力でやっていけたらなとは思います」と抱負を語る。若手俳優ひしめく芸能界で、大野がどうやって自身の存在を確立していくのか。今後もその活躍が楽しみだ。(取材・文・写真:岸豊)

 『ホーンテッド・マンション』は絶賛上映中。

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