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福原かれん、まずは“食べられる役者”に ハリウッド女優としての第一歩

映画

 実際経験する現場は、エキサイティングなものだった。同じ絵の中にウィルやマーゴット、ジャレッド・レトがいる世界。そんなスターたちから「変わるな、初心を忘れるな」という言葉をもらったという。「大きく名が知れていくと、周りにはイエスという人が増えていくので、しっかり注意してくれる演技の先生や、助言をしてくれる人の存在を大切にしなければいけないんだと理解しています」。

 そんな金言を与えてくれた大スターたちは、現場でもとても気さくだった。「最初何もわからずオドオドしていると、ウィルが『カタナ、カモン』って仲間に入れてくれて、一緒にご飯を食べたり…。新人の私にも気を使っていただけたことは忘れないようにしたいです」。

 本作出演をきっかけに多くのことが変わったという福原。「これまではオーディションの際、台本すらもらえないことも多々あったのですが、この映画に出演してから台本をちゃんともらえる立場になったんです」と笑顔を見せる。次の一手はという問いには「アメリカでは『starving actor』という言葉があるんです。食べられない役者さんという意味ですが、レストランで働きながら、オーディションを受けてという…。まずはそこから抜け出したい。この役をやりたいというのではなく、ジョニー・デップさんやシャーリーズ・セロンさんのような幅広い演技ができる役者さんになっていきたいです」と抱負を述べてくれた。(取材・文・写真:磯部正和)

 『スーサイド・スクワッド』は9月10日より公開。

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