大倉忠義&大島優子、阿部寛の“スキー下手”に爆笑寸前「東野さんに怒られないか心配」
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お互いの素の部分を聞いてみると、阿部は「二人は僕よりも1週間ぐらい前にスキー場に入っていたのですが、すでに街に溶け込んでいましたね。大島さんが公共温泉に何度も行っていると聞いたので、僕もチャレンジしようかなと思ったのですが、すごい観光客で断念しました。やっぱり恥ずかしいですよね」と語ると、大島は「恥ずかしいですか?」と逆質問。すると阿部は「『テルマエ・ロマエ』やっていたけれど、至近距離で脱ぐのは恥ずかしいよ」と本音を漏らすシーンも。
そんな阿部の発言を裏付けるように大島は「阿部さんはプライベートではとてもシャイな感じがしました。でも話しかけるとちゃんと目線を合わせて話をしてくれるのがうれしかったです」と印象を語ると、大倉に対しては「すごく柔らかい方で、いつもリラックスしているイメージがあります。阿部さんとのシーンで緊張したと仰っていたのを聞いてびっくりしました。常に自然体な方だなって思っていたので……」と述べていた。
阿部、大倉、大島ともに話すテンポや間が違い、一見バラバラのように見えるが、自然と阿部を中心にまとまっていく。本作も、非常にシリアスな題材でありつつ、キャラクターのコミカルさ、そしてタイトル通り“疾風感”あるスキーシーン……と方向性が違うように思いつつ、妙に調和がとれた不思議な魅力にあふれた作品になっている。まるでこの3人のように……。(取材・文・写真:磯部正和)
『疾風ロンド』は絶賛公開中。