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ティム・バートン監督、“変わり者”というレッテルが「インスピレーションの源」

映画

『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』ティム・バートン監督インタビュー
『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』ティム・バートン監督インタビュー クランクイン!

 現在、公開中の映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』でメガホンを取った鬼才ティム・バートン監督を単独インタビュー。 映画同様、自身も“奇妙な変わり者”というレッテルを貼られた孤独な少年時代を振り返りながら、本作に込めた思いを語った。

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 本作は、ランサム・リグズの大ベストセラー小説『ハヤブサが守る家』をバートン監督が実写映画化したダークファンタジー。永遠に年を取らない子供たちが暮らす秘密の屋敷を訪れた孤独な少年ジェイク(エイサ・バターフィールド)が、ミステリアスな女主人ミス・ペレグリン(エヴァ・グリーン)と心を通わせ、やがて驚くべき宿命を受け入れながら成長していく姿を映し出す。

 原作にシンパシーを強く感じたというバートン監督は、「まるで自分の物語のようだった」と述懐する。少年時代、“奇妙な変わり者”というレッテルを貼られたバートン監督は、「周囲に違和感を覚えたり、環境が合わなかったり、シャイで誰とも話ができなかったり…十代の頃、私もそういう経験をたくさん味わってきた」と告白。「だから、主人公ジェイクのぎこちなさは、自分を見ているようだった」と目を細める。

 さらに、ジェイクだけでなく、本作に登場する全ての“奇妙”な子供たちに、「思考や性格など、何らかのカタチで私の一部を投影した」と語るバートン監督。ミステリアスなダークファンタジーでありながら、作品全体から温かい愛情が溢れ出しているのはそのせいだろうか。「ありのままの自分を肯定し、まっすぐに生きること。それがどんなに奇妙でも、どんなに変わっていても、それでいいんだ、大丈夫!っていうことを伝えたかったんだ」。バートン監督が本作に込めた熱いメッセージは、社会からちょっぴり浮いてしまった人たちへのエールでもあるのだ。

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