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大塚 愛「ものづくりへのスタンスが変わった」 出産を機に表現方法の幅も変化

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 一方で自身を取り巻く環境の変化についても話してくれた。「売れているときって、売れれば売れるほど守りに入っていくというか、波を落とせないと自分自身を追い詰めていくところがあったんです。今はそういうことがなくなりましたね」シフトチェンジするタイミングも良かった。「いったん立ち止まれたことで楽になれました。子どもができて、少し仕事を休んだのですが、実は自分自身でも、少し小休止したいと思っていたところだったんです」。

 また出産したことで、表現方法の幅も広がったという。「子どもと一緒にいると『この子はどういう意味でこんなことを言っているんだろう』って寄り添うようになりますよね。子どもってすごくわがままだし、めちゃくちゃなところがあるのですが、そこが愛おしかったりする。こういう気持ちって、普通の恋愛でも一緒なのですが、大人になると変にブレーキをかけてしまったりしますよね。悲しいから大泣きしたり、何が面白いか分からないところに大爆笑したり……そういう感覚ってすごく新鮮なんです」。

 「私がもっとも避けてきたものに挑戦した」というニューシングル「私」について語った大塚。「いい表現がないのでこの言葉に委ねますが“カッコイイ系”って自分の声からすると合わないと思っていましたが、この曲は自分の声を無視して作ったんです」。ものづくりのスタンスを含め、新しい表現に挑んだ大塚の今後の活動に注目したい。(取材・文:磯部正和)

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