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『ラ・ラ・ランド』R・ゴズリング、「ここまで反応があるとは」世界中の高評価に驚く

映画

『ラ・ラ・ランド』ライアン・ゴズリング インタビュー
『ラ・ラ・ランド』ライアン・ゴズリング インタビュー クランクイン!

 ライアン・ゴズリングはハリウッドのメインストリームにいながらにして、作家性の強い作品でもハマる稀有な俳優だ。日本でその名を押し広めた『きみに読む物語』、カップルのままならなさが胸に突き刺さる『ブルーバレンタイン』、闇稼業に手を染めたドライバーの『ドライヴ』などの主演作はムーヴメントを起こしながらも、賞レースの参戦にはいたらなかった。しかし、最新主演作『ラ・ラ・ランド』は、ゴールデン・グローブ賞をはじめとした各賞を席巻、第89回米アカデミー賞にもノミネートされ、受賞に王手をかけている。「ここまで反応があるとは考えていなかったよ」と目を丸くしてみせたライアンに、世界中の期待を一身に背負う今の気持ちをインタビューした。

【関連】「ライアン・ゴズリング」インタビューフォトギャラリー

 ドSの指導者に追い込まれる若きジャズ・ドラマーのスポ根ならぬ音根『セッション』で、映画界に彗星の如く現れたデイミアン・チャゼル監督の新作『ラ・ラ・ランド』。こだわりが強く売れないジャズピアニスト・セバスチャン(ライアン)と、女優を目指すもまったく目が出ないミア(エマ・ストーン)の恋をドラマチックに奏でる物語。夢への希望とほろ苦い挫折を根底に、男女の機微を切ない音楽に乗せて描き出した秀作である。評判のほどは、出演をしていない名優トム・ハンクスが、「『ラ・ラ・ランド』観た?」と周囲に勧め、激賞したという逸話からもわかるだろう。

 ミュージカルに造詣の深いライアンは、「ミュージカル作品に出演したいから」本作への出演を承諾したわけではないと言う。「過去にもミュージカルのオファーはきたけど、ブロードウェイの映画化だったから、あまり興味がなかったんだ。今回は、脚本を読んですごく野心的で、同時に才能もあって、デイミアンなら最高にいいものが作れるという自信があったよ」とハリウッドきっての新進気鋭監督のオリジナルストーリーに惚れ込んだことで、出演が決定した。

 ライアンは劇中で、ダンス、ピアノ、歌に挑戦し、3ヵ月の間、猛特訓を重ねた。もともと「ほんのちょっとだけ」しか弾けなかったというピアノは、差し替えがいらないほどの上達を見せたし、ポスター写真にもなっている、スーツ姿のライアンと黄色いドレスを着たエマが、グリフィス・パークの丘の上で踊る6分間のダンスシーンは息を呑む。そのシーンでは、ベンチに座ったエマがヒールからダンスシューズに履き替えるという、小粋な演出がなされている。ライアンは言う。

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