亀梨和也、「洗礼を受けた」廣木組 『PとJK』土屋太鳳とのラブストーリーは“挑戦”

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P=ポリス、と、JK=女子高生、の結婚から始まる恋愛を描いた青春映画『PとJK』で、Pを亀梨和也が、JKを土屋太鳳が演じるという一報が出たとき、誰もが胸を躍らせたことだろう。主演作は多いながら、意外にも「少女漫画原作も、ラブストーリーも初めて」と言う亀梨と、現在オファーが引きも切らない土屋の二人は、作品の舞台となった函館の街で、約1ヵ月じっくりと撮影に取り組んだ。初共演となった互いの印象や、悪戦苦闘した廣木隆一組の現場について、思いを馳せてもらった。
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『PとJK』は、「別冊フレンド」(講談社)で今もなお連載中の人気同名コミックを実写映画化。合コンにサバを読んで参加した女子高生のカコ(土屋)は、警察官の功太(亀梨)に出会い、互いに惹かれ合う。しかし、職務上、付き合いに発展することができずにいた。そこで功太は結婚することを思いつき、晴れて一緒になるが、立場の違いからすれ違いやひずみが生まれていってしまう。
現在31歳の亀梨。ピュアなラブストーリーで主演を張ることについて、「この年で『PとJK』のような作品に参加できるのは正直なかなかないですし、ひとつありがたい挑戦だなという思いはありました」と正直に話した。一方、土屋は初共演となった亀梨に特別な思い入れがあったそう。「『野ブタ。をプロデュース』を拝見していて、役者としての姿を先に見ていたので、アイドルというより役者さんという印象が強かったです。野ブタ。は憧れでもあったので、学園ものをやっていく上で、自分の中で根っことなっていました。だからご一緒できると聞いてうれしかったです」と、隣にいる亀梨に伝えた。
亀梨側の土屋に対する共演前と後の印象については、「変わらないなあ」とポツリ。「すごく純粋でアクのない方かなと思ったけど、本当にそのままです。むしろ人間としてのキャパシティーを超えているくらいのいい子なので、疲れたときは、ちゃんと手を挙げなさいよ、と思うかな」と、演じた役柄同様、頼れる男前気質で土屋を気づかっていた。