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オンナ群像劇は“少年性”がカギ 『セシルのもくろみ』男性Pが明かす“女性”の描き方

エンタメ

オンナ群像劇『セシルのもくろみ』、男性プロデューサーが明かす女性の描き方とは
オンナ群像劇『セシルのもくろみ』、男性プロデューサーが明かす女性の描き方とは(C)フジテレビ

 今度の“オンナたち”は「スラムダンクの桜木とゴリの関係に似ている」。そう語るのは、13日放送スタートの連続ドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系/毎週木曜22時)を手掛ける太田大プロデューサー。これまで『ファースト・クラス』や『名前をなくした女神』といった女性たちのドロドロとした群像劇も手掛け、今作では女性モデル・編集者が活躍する雑誌業界の表と裏を描いていく。女性の世界を男性制作者として、太田氏はどう相対していったのか。話を聞いた。

【関連】『セシルのもくろみ』第1話場面写真

 『セシルのもくろみ』は、ファッション誌業界を舞台に、さまざまな立場の女性が幸せを探していく姿を描く群像劇。真木よう子演じる普通の主婦・宮地奈央が、運命のいたずらで読者モデルとなり、一流のモデルとして成功の階段を駆け上がっていく姿を追う。

 原作は30代から50代の主婦層に絶大な人気を誇るファッション誌『STORY』で2008年から2010年にかけて連載された唯川恵の同名小説。太田氏はこの作品を選んだ理由を「『VERY』や『STORY』といった雑誌を見ると、“読者モデル”という現象としては数年前からあるが、稲沢朋子さんや滝沢眞規子さんなどがトップになっているのは最近のこと。知名度、認識度が深い題材と捉えるのであれば、(題材として)実は古くはないのではないかと思った」と説明する。さらに、同小説について「当時は唯川先生が読者に向けて描いたシンデレラストーリーといったイメージが強かったが、現在では実際にそのようなことが起こっていることを考えると、預言書といった位置づけの原作だと感じた。以前にも唯川先生にはお声をかけていたが、もう一度改めてお声をかけさせていただいた」とその経緯を語る。

 また、これまでの作品とは「年齢層が違う」と太田氏。さらに、「『ファースト・クラス』も『名前をなくした女神』も結局ゲーム性のあるドラマだと思う。ロールプレイングゲームのような話で、中高生でも楽しめるように作っていたので、あえて衝突させたり、嫌がらせが起きたり、主人公がはねのけるべき壁が次々現れるように制作していました」と振り返り、「今回はそうではない」と断言。「女性同士の世界のいざこざを描くのだろうなと思いながら観ていただくと、全然違うものに仕上がっていると思う」と明かす。

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