高畑充希、結婚観を語る 運命の人は「赤い糸が10本くらいあるといいな」
「もちろん、年上の方は無条件に尊敬しています! ただ、年上にも関わらずまるで友達のように接してくれる素敵な大人の方が周りに多いので、私自身、年の差婚っていうのはあまり意識したことがなかった」と告白。「ただ、正和と亜紀子の役柄として、“ちゃんと夫婦に見えるにはどうしたらいいんだろう”と悩みました」。
正和と亜紀子は前世から縁のある、まさに“運命”で結ばれた二人。高畑自身は、運命の人がいると信じているのだろうか?「いてほしいとは思いますが、私は何人かいるんじゃないかなって思っているんです。指から赤い糸が10本くらい出ていて(笑)、ご縁や流れで何本か切れちゃうかもしれないけど、その中で、出会うべく人に出会うんじゃないかなって。だから、 “運命”というよりも、もう少しフワッとしていてほしいなあと思うんです」。
運命の赤い糸が“1本だけ”と考えると、リアルな世界では、確かに不安でリスキーだ。だからこそ、映画はドラマチックに展開するのだが、堺演じる正和と、高畑演じる亜紀子の運命は、果たしてちぎれることなく続くのか? 高畑のほっこり可愛い新妻姿を楽しみながら、夢のような夫婦愛を疑似体験するのも悪くない。(取材・文:坂田正樹 写真:坂本碧)
映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』は12月9日より全国公開。