クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

池田純矢、若さは「今しかない特権」 若き演出家の内に秘めた確固たる信念

エンタメ

 11度目の共演を果たす鈴木については「役者として大好きなんです。僕に持っていないものを持っている」と評し、「僕の理論と彼の感情が、ガッと一致した時に、『こんなの見たことない!』って思える芝居が生まれたりするので、それが快感」と笑みを浮かべる。鈴木が演じる稔麿を主人公にした理由を問うと、「(歴史上の人物として)諸説ありが多すぎて(笑)。こんなにも『さあ、いじってください』っていう人、なかなかいない」と明かす。

 2016年に執筆していた台本がパソコンのトラブルで消失してからは「4ヵ月くらい、何もしなかった」と苦笑する池田だが、それから全く別のアイディアが浮かんだ。「一発目に書いた池田屋とは全く違うものになったんですけど、結果、消えて良かったなっていうくらいに面白いものができたかなと思っているんです」。その言葉からは、確かな自信が感じ取れた。果たして、25歳にして確固たる演出家論を持つ池田は、最新作でどんな世界を切り開くのか?来年の上演に向けて、期待は高まるばかりだ。(取材・文・写真:岸豊)

 エン*ゲキ#03『ザ・池田屋!』は2018年4月20日~30日に紀伊國屋ホール、5月12日~13日に大阪ABCホールにて上演。

2ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る