長澤まさみ「若いころは、自分の色が邪魔だった」 11年ぶり月9に自信
11年ぶりの月9主演ということで、プレッシャーを感じているか尋ねると「実は撮影に入る寸前まで、月9だということは知らなかったぐらいなので、あまり気負わずに現場に入れたと思います」と語る。さらに「いま私はすごく前向きにいろいろなことに取り組めているので、この作品も良い方向に運んでいくのかなと思っているんです」と笑顔をみせた。
長澤の言葉どおり、近年、魅力的な作品への出演が続いている印象があるが「そういうイメージを持っていただけるのは、とても嬉しいですね。自分自身では、いただいた仕事を丁寧にやることをテーマにしています」と冷静に自身を顧みる。
「若いころは、良くも悪くも自分自身の色が濃かったので、それが邪魔だと思ったことはありました」と語った長澤。一方で「そういうイメージを変えていけるのも女優の仕事」という視点も持っているという。その意味で、本作で長澤演じるダー子は、長澤にどんな新しい引き出しをもたらすのだろうか―新しい長澤まさみに期待だ。(取材・文:磯部正和/撮影:坂本碧)
『コンフィデンスマンJP』は、フジテレビ系にて4月9日より毎週月曜21時放送。