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『リズと青い鳥』種崎敦美×東山奈央、“画面全てから感じ取る作品”

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『リズと青い鳥』種崎敦美×東山奈央インタビュー
『リズと青い鳥』種崎敦美×東山奈央インタビュー クランクイン!

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 京都アニメーションの山田尚子監督を筆頭に、映画『聲の形』のメインスタッフが勢揃いし、少女の儚く、そして強く輝く、美しい一瞬を切り出した『リズと青い鳥』が公開中だ。メインキャラクターである2人の少女、みぞれと希美を演じるのが人気声優の種崎敦美と東山奈央。TVアニメ『響け!ユーフォニアム』から引き続き、同キャラクターを演じる種崎と東山に、劇場版の魅力、そしてみぞれと希美の日常と重なるように思い起こしたという自分たちの学生時代について振り返ってもらった。

【写真】種崎敦美×東山奈央『リズと青い鳥』インタビューカット

 本作は、高校生の青春を描いた武田綾乃の小説『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部 波乱の第二楽章』を原作としたアニメーション映画。高校3年生となったみぞれと希美、2人の少女の儚く美しい一瞬を描き出す。みぞれと希美の日常と、童話「リズと青い鳥」の世界が音楽を通して重なり、一瞬一瞬を丁寧に紡いでいく。

 吹奏楽部を舞台に高校生たちの青春を描いた本作。“吹奏楽”が舞台であるため、様々な楽曲が劇中に登場する。その中で「この映画のためだけの劇伴がある」と明かす東山。「足音と音楽が融合しているシーンなどもあって、すごく素敵です。2人の異なる足音が奏でるリズムを感じていただけたら」と魅力を力説する。一方、種崎は童話の世界とみぞれと希美の日常を描く“実写”の世界の描き方に注目する。「童話『リズと青い鳥』の世界観と、“実写”の世界の描き方が全く違っていて、その2つの世界が並行して進んでいくことで、よりストーリーが伝わると思いました」。

 東山は「TVアニメでキャラクターを丁寧に描いてもらいましたので、あれが全てだと思っていました」と正直に打ち明けた。劇場版は、2人の姿を“解像度”を上げて描き出されたことで「より細やかな感情が見えてきた」とも。「純粋に(再び)演じられることが嬉しかった」という種崎は、「TVアニメでは見られなかった2人の瞬間が繊細に描かれていました」と笑みを見せた。また、「映画はモノローグがほとんどない」そうで、「台詞も多くはないので、画面全てから感じ取る作品だと思いました」と分析する。

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