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『恋のツキ』「濡れ場は必要不可欠」徳永えりが語る胸中とは

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 劇中、ワコはふうくんや伊古との関係を通じて自分の欲求を開放していくことにより、人間的な変化を遂げるが、徳永自身はここ数年で女優としての変化を経験したとのこと。「10代や20代の半ばは、役にどっぷり浸かることが正義だと考えていました」。そう述懐する彼女は「自分の実感しているものと出来上がったもののギャップにすごく悩んだ時期があったんです」と吐露する。

 その葛藤を払拭できたのは、ここ数年のことだという。きっかけとなったのは“芝居を楽しむ”という感覚だ。「つらい方がいい、悩み、苦しむ中で出るものがいいと思っていましたが、まずは自分自身が楽しんで演じた方がいい。そして、自分にないものは芝居に出ないということに、ようやく気づいて、認められるようになったんです」。

 10代から映画やドラマで研鑽(けんさん)を積み、今年で30歳を迎えた徳永は、今の自分は「自由」だと笑顔を見せる。その自由を勝ち得たのは、彼女が立ち止まることなく芝居の世界に身を投じ続け、真摯(しんし)に芝居と向き合ってきたからこそなのだろう。(取材・文・写真:岸豊)

 木ドラ25『恋のツキ』はテレビ東京にて、毎週木曜25時から放送中。

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