生田斗真、ダンスが話題も「宮藤さんとお仕事すると、必ず脱がされる」

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宮藤官九郎が1964年の東京五輪実現までの「近現代」を描く、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』。宮藤らしいユーモアに溢れたストーリーの中で、美しい裸を披露し話題を呼んでいるのが、スポーツ同好会「天狗倶楽部」の中心メンバー・三島弥彦を演じる生田斗真だ。ヒゲ姿の“痛快男子”を熱演中の生田に、中村勘九郎と共に行ったストックホルムでのロケの思い出、そして役作りについて聞いた。
【写真】大河ドラマ『いだてん』豪華メインキャストが集結した会見の様子
生田が演じる三島は、主人公・金栗四三の盟友で、共に日本で初めてオリンピックに参加した男として知られる。生田は、「三島さんは、かなり体の大きな方だったので、まずは説得力ある体づくりが必要でした」と役作りについて語る。
「短距離では当時、日本で一番速かった方なので、走り方のトレーニングもかなり長い期間をかけて行いました。三島さんが走っている映像というのは残っていなくて、写真が数枚あるだけなのですが…それを元に筑波大学の方が、きっとこう走っていたであろうという走り方を提示してくれたので、その走り方をトレーニングしました。タイムは測っていませんが、体感的にはかなり速く走れるようになったと感じています」。
生田、そして満島真之介、近藤公園、武井壮らが演じた「天狗倶楽部」の“天狗ダンス”も話題に。上半身裸になった三島が絶叫しながら踊り出すという、大河ドラマとは思えない高いテンションが視聴者の笑いを誘い、名シーンの一つともなっている。生田は、「宮藤さんとお仕事すると、必ず脱がされるんですよ(笑)。だから、またか!、と」と苦笑いを浮かべる。
「各方面からたくさんのお声をいただいて、すごくうれしいとは思ってます。こんな形で天狗倶楽部が話題になると思っていなかったですし…(笑)」。
とはいえ、「朝イチの撮影でやる天狗ダンスは結構大変(笑)」と本音もポロリ。「『朝なんだけどな~』なんてみんなで言いながらやっています。でも、ドラマの序盤を引っ張っていくための要素の一つでもあると思うので、突き進んで、声も枯れるほどやろうと思います」。