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奈緒、不遇の時期に受けた厳しい言葉「選ばれていない人間なんだ」

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奈緒 クランクイン!

 今年のブレイク女優を語る上で欠かせない存在となったのが、ドラマ『あなたの番です』でヤバイ女“尾野ちゃん”を怪演した奈緒。『ハルカの陶』では、夢に向かって奮闘する女性として映画初主演を果たす。2019年は「自分のやりたかったことが叶った年」という彼女だが、開花するまでには、なかなかオーディションの結果も出ずに不遇の時期も過ごした。そんなときに背中を押してくれたのは、恩人からの厳しい言葉だった。

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◇初めて芝居に出合ったとき「涙が出てしまった」


 『ハルカの陶』は、「第13回岡山芸術文化賞功労賞」を受賞したコミックを映画化したもの。東京でOL生活をしていたハルカが備前焼と出合い、職人に弟子入り志願。備前焼作りの夢へと突き進む姿を描く。

 オール岡山ロケで撮影が行われ「備前焼の先生も『奈緒さんの初主演映画がこの作品だなんてうれしい』と言ってくださって」と地元の人々にも支えられながら、映画初主演を担った奈緒。「やっぱり主演のあり方次第で現場が明るくなったりするのかなと思うんです。私はこれまでたくましい主演の方たちの背中をたくさん見させていただいてきました」というが、中でも大きな刺激をくれたのは、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』で共演した永野芽郁。「たくさんの先輩がいる中で、芽郁ちゃんは主演として大きな重圧を背負いながらも、長い期間を走り抜けていた。芽郁ちゃんの姿を思い出すといつも元気と勇気が湧いてきます」と笑顔を浮かべる。


 演じたハルカは、備前焼の大皿を見かけたことをきっかけに、新たな道を歩み始める女性。その猪突猛進ぶりには大いに共感できたそうで、「私にとっての大皿は、お芝居。私もハルカとまったく同じ思いだったのでものすごく共感できた」と述懐。「福岡でスカウトをしていただいてこの世界に入ったんですが、モデルやリポーターなどいろいろなお仕事をやらせていただきました。そんな中、初めてお芝居のレッスンを受けたときに『これはなんだろう。分からないことがたくさんある。やりたい!』と思ったら、涙が出てきてしまって」と理屈ではない衝動が湧き上がってきたという。

◇選ばれなかった子


 それからは女優への道をがむしゃらに目指した。「母の反対を押し切ってまでやりたいと思いました。それまでの私は母を安心させることが一番だと思っていたんです。不安定で安心の対極にあるようなお仕事なのに、『このお芝居への思いは手放してはいけない』『ここまで突き動かされる理由は何か知りたい』という思いが抑えられなかった」。オーディションやワークショップへの参加を重ねて修行を積んだが、その期間は「怒られることが多かった」という。

 そんな日々に心が折れそうになったことはないだろうか?「ものすごくへこみますよ! でも次の日にはちょっと強くなっている自分がいたりして。1年前、2年前と振り返ってみても、今の自分はずいぶん強くなっているなと思うので、へこむごとに強くなっているんじゃないかな」と笑うが、その中でも最も強烈だった一言があるとか。


 「まだ福岡にいる10代の頃、グ・スーヨン監督のワークショップをお手伝いさせていただいたんですが、監督から『奈緒ちゃんは、この年齢で今ここにいるということは、“選ばれていない人間”なんだ。それを知っておかなければいけないし、もしチヤホヤされたいだけだったら辞めた方がいいよ』と言われて。ものすごくショックを受けました。でもその瞬間、私も自分の状況に気づけた。チヤホヤされたいわけではない、改めて頑張りたいと思った。あの厳しい言葉があったから、今も自分を叱りながら前に進んでいけるんです。それからも監督とはずっと仲良くさせていただいて、いつも頑張れよと背中を押し続けてくれる存在。大きな出会いでした」と恩人への感謝をあふれさせる。

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