『麒麟がくる』長谷川博己、「上の人にズバっと言う」明智光秀は“新しいヒーロー”
■「上の人に対して、ズバっと言う」光秀は「新しいヒーロー」
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長谷川はそんな光秀のことを「違和感を抱く人もいるかもしれないですけど、もしかしたら今の時代に必要な新しいヒーローなのかも」と表現。「上の人に対して、言いたいことをズバっと言い、知性と品性で突き進む。今の世の中にいたらいいなと思う人物だと思いながら、演じています。組織などで明智光秀のような人がいたらいいかもしれませんね」と持論を打ち明ける。
「王道でありながら新しさもあって。今の俳優が戦国時代を演じるという同時代性、なぜ今、明智光秀というドラマが必要だったのかを感じられる、皆さんが期待しているような戦国時代の大河ドラマができたと思っています」と手応えをのぞかせた長谷川。令和のこの時代だからこそ見ておくべき大河ドラマになっているに違いない。(取材・文:高山美穂)
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』は1月19日スタート。総合テレビにて毎週日曜20時、NHK BSプレミアム18時(初回は17時30分)、BS4Kにて9時より放送。初回は拡大放送(75分)。