“失われてしまった場所”に帰ること――『風の電話』で諏訪敦彦監督が描いたもの
2001年製作の映画『H story』以降、フランスを拠点に活動していた諏訪敦彦監督が、実に18年ぶりに日本でメガホンを取った最新作『風の電話』。東日本大震災で全てを失った主人公・ハルの “さすらいの旅”を通して、諏訪監督が本当に描きたかったものとは? 期待の新人女優・モトーラ世里奈を中心に、西島秀俊、三浦友和、西田敏行ら日本を代表する俳優陣が紡ぎ出すシーンを振り返りながら、本作に込めた思いを語った。

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