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サニー齋藤、『S.W.A.T.』出演の秘話を明かす「出演決定から4、5日後には撮影現場に」

海外ドラマ

『S.W.A.T. シーズン3』第13話「液体らしく」場面写真(左から)シェマー・ムーア、サニー齋藤、ジェイ・ハリントン
『S.W.A.T. シーズン3』第13話「液体らしく」場面写真(左から)シェマー・ムーア、サニー齋藤、ジェイ・ハリントン(C)2019 Sony Pictures Television Inc.and CBS Studios Inc.All Rights Reserved.

 『クリミナル・マインド』のシェマー・ムーア主演のドラマ『S.W.A.T. シーズン3』の放送を前に、第13話「液体らしく」に出演しているサニー齋藤にインタビューを実施。「日本人に恥じないキャラクターにすることを心がけた」という役作りのポイントから、同じく第13話にゲスト出演している日本キャストの小澤征悦、福島リラとの共演について、さらには、東京ロケの撮影秘話などを語ってもらった。

【写真】サニー齋藤が出演している第13話「液体らしく」の場面写真

 本作は、ロサンゼルス市警所属の特殊武装戦術部隊S.W.A.T.の活躍を描く大人気アクション・ドラマ。最新シーズンとなる「シーズン3」の第13話「液体らしく」では、東京の街を舞台に、S.W.A.T.チームと警視庁が協力して、移送中に脱走した日本人ヤクザを捕まえるべく奔走。サニー齋藤は、日本の警察責任者・ヨシダ役としてゲスト出演している。

――第13話「液体らしく」にゲスト出演することになった理由や経緯を教えてください。

 ちょうど僕がハワイで撮影をしていたときにエージェントから『S.W.A.T.』のゲスト出演の話が来ました。そこでオーディション用の映像を自分で撮影した“セルフテープ”を先方に送ったところ、数週間後に出演決定の返事がもらえました。それがちょうどハワイでの撮影を終えて仕事のためにいったん日本に帰る頃だったのですが、日本に着いた朝に「すぐに来られるか?」と連絡が来て、また急いでロサンゼルスに飛ぶことになったのです。現地に着いたらすぐに衣装合わせをして、気づけば出演決定から4、5日後にはこのドラマの撮影現場に立っていました。

『S.W.A.T. シーズン3』第13話「液体らしく」にゲスト出演するサニー齋藤
――日本の警察責任者・ヨシダ役を演じるにあたり、役作りで意識したポイントは?

 脚本を読むと、ヨシダは過去にS.W.A.T.チームのロバート・ヒックス(パトリック・セント・エスプリト)と一緒に仕事をした経験があって、2人の間には友情があるという設定だったので、それをヒントに役作りをしていきました。そこを起点にして彼のモチベーションやシーン1つ1つのリアクションやアクティングを考えていったわけです。

 意識したポイントは、ヨシダという役はこれまで演じてきた日本人キャラクターとは違うということですね。ハリウッド作品で日本人が登場する場合、あくまでサブの弱い立場だったり、メインキャラクターをサポートする役だったりするケースが多いのですが、ヨシダは日本の警部として対等にヒックスと戦いながら、話し合いながら、協力しながら、事件を解決していく人物です。彼は「これが日本のやり方なんだ」と自分を通すところもあれば、“液体らしく”柔軟性をもってアメリカのやり方を理解するところもあります。そんなヨシダを日本人に恥じないキャラクターにすること、オーセンティック(本物らしい)な人物にすることを心がけました。

――ホンドー役のシェマー・ムーアをはじめ、S.W.A.T.チームのメインキャストと共演されていかがでしたか?

 アメリカのドラマにゲスト出演してきて、これまではメインキャストと共演するといっても2人ぐらいでしたが、今回の『S.W.A.T.』はメインキャスト4人と共演することができて特別な経験となりました。年齢が近いシェマー・ムーアとはすっかり仲良くなりましたね。僕も俳優のスタートは彼と同じソープオペラ(昼ドラ)だったので、撮影の空き時間ではそんな話で盛り上がったりしました。

『S.W.A.T. シーズン3』第13話「液体らしく」場面写真 (C)2019 Sony Pictures Television Inc.and CBS Studios Inc.All Rights Reserved.
――撮影方法や現場の様子などで、『S.W.A.T.』ならではと言えるようなことはありましたか?

 東京のオープニングシーンのスケールの大きさと、東京都庁が警視庁に変わってしまったことには、僕自身びっくりしました。ヨシダ率いる警視庁のメンバーが歩いてきて、反対側からはアメリカから来たS.W.A.T.チームが歩いてきて、対面して合流するシーンなのですが、ヘリコプターを使った空撮ショットからクレーンを使ったショットに変わる。そして今度はステディカムのショットになって、そこで日本チームが挨拶をして警視庁に見立てた東京都庁に向かって歩いていくという。

 実際やってみたら、そのショットのつなぎのタイミングとセリフが合わないということがわかって、監督からセリフを10秒増やしてほしいとお願いされました。そこで、僕とパトリックで相談してアドリブでセリフを足すことになりました。そんな風に現場でアドリブのセリフを足すというのは、アメリカのテレビドラマでは非常に珍しいことですね。

次ページ:第13話「液体らしく」で特に注目してもらいたいシーンは?

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