サニー齋藤、『S.W.A.T.』出演の秘話を明かす「出演決定から4、5日後には撮影現場に」
――小澤征悦さんや福島リラさんと共演されて、いかがでしたか?
今回初めてご挨拶して共演させていただきましたが、日本ではお二人の方がずっと先輩です。スタッフもキャストも1つのチームとして出来上がっている中に、初対面の自分が1人で飛び込んでいくゲスト出演が一番大変で、ましてやアメリカ人の中に入っていくのはすごく大変だったと思いますが、お二人ともその大変さを乗り越えて素晴らしい演技だったと思います。
その他にも、このエピソードには僕と同じようにアメリカを拠点にして頑張っている日本人の役者の方々が出演しているので、ぜひ彼らにも注目していただけると嬉しいですね。
『S.W.A.T. シーズン3』第13話「液体らしく」場面写真 (C)2019 Sony Pictures Television Inc.and CBS Studios Inc.All Rights Reserved.
――第13話「液体らしく」で特に注目してもらいたいシーンや見どころを教えてください。
これまでにない見どころは、1つめは東京都庁が警視庁になってしまったスケールの大きなオープニングシーン。2つめは女子プロレスラーが登場する歌舞伎町のロボットレストランのシーン。3つめは日本人がS.W.A.T.チームと対等に協力して事件を解決するストーリー。
また、個人的には、この役をやる前に立て続けに悪役のボスを演じていたので、悪役のボスと警察のボスとの違いをどうやって出すかを考えながら演じることにやりがいを感じていました。ですから、ヨシダがタン(デヴィッド・リム)を差別したことをヒックスに非難されて「君とは友人だが一線を踏み越えるな」と反発するくだりにも、ぜひ注目していただきたいですね。そこは初めて2人が衝突するシーンで、どの程度までやり合うのかというのを監督ともよく話し合ったところです。
――最後に、これから「S.W.A.T. シーズン3」をご覧になる日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。
『S.W.A.T. シーズン3』の第13話は、日本人がアメリカのS.W.A.T.チームと対等のレベルで協力し合って事件を解決していくというアクション満載のエピソードです。リアリズムを追求して実際に渋谷や新宿などで撮影を行っています。皆さんが日常で見て経験している場所が、ハリウッドのレンズを通してどのような映像になっているのか観られるのはすごく面白いと思います。
そんな日本ロケの映像だけでなく、アメリカでのセット撮影の映像も混ざっているので、このシーンはどこで撮っているのかなと考えながら観ていくのもきっと楽しいと思います。ぜひ皆さんに楽しんで観ていただければ嬉しいです。
(C)2019 Sony Pictures Television Inc.and CBS Studios Inc.All Rights Reserved.
『S.W.A.T. シーズン3』は、6月26日(金)22時よりスーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。東京が舞台となった第13話「液体らしく」は、6月21日(日)21時より特別先行放送。