『しあわせな結婚』脚本の大石静、阿部サダヲと松たか子の相性が「あまりにも良い」と大絶賛！
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脚本家の大石静が17日、都内で行われた本日放送がスタートしたドラマ『しあわせな結婚』（テレビ朝日系／毎週木曜21時）の囲み取材会に、主演の阿部サダヲ、ヒロインの松たか子と共に出席。大石は、過去何度も夫婦役を演じた阿部と松の相性を「あまりにも良い」と絶賛していた。
【写真】阿部サダヲ＆松たか子、『しあわせな結婚』囲み取材に登場
本作は、お茶の間から絶大な支持を得ている人気弁護士・原田幸太郎（阿部）が、ある日突然「運命の出会い」を果たしたことを機に、鈴木ネルラ（松）という美術教師と電撃結婚。幸せな日々を過ごすかと思いきや、愛する妻は大きな秘密を抱えていて、幸太郎の運命はとんでもない方向へと向かっていく……というマリッジサスペンス。
第1話を観た感想を聞かれた本作の脚本を担当した大石は「阿部さんはいま一番輝いている日本一の俳優です」と切り出すと「第1話でネルラが『うちに来ませんか？』と言ったときの『はぁ？』という顔から始まって、どの表情も完璧です」と絶賛する。
一方松に対しては「ネルラという役は一言でいえばミステリアスという説明になってしまいますが、私が脚本を書いているときから“一体どうなるのだろう”という思いだったんです」と大石自身も半信半疑なキャラクターだったことを明かすと「松さんに演じていただいて、儚くもわけがわからない感じが見事に表現されていて、さすがだなと思いました」と期待以上の演技に脱帽したという。
さらに大石は「お二人の相性があまりにも良くて。以前も阿部さんとはご一緒したことがあったのですが、こんなに機嫌が良い阿部さんをみるのは初めてです。松さんと一緒だと阿部さんはとても機嫌が良いし、お芝居もリズム感がめちゃくちゃいいなと思って見ていました」と語る。
特に感嘆したシーンについて大石は「エレベーターで出会ってから『一緒に暮らしませんか』というシーン。あそこは“ちょっとよくわからないけれど行ってしまえ”と役者さんに丸投げみたいな感じで書いてしまったのですが、本当にリアリティを持って演じてくださった」と振り返ると「本当に腕があるなと思いました」と阿部と松の匠の技に賛辞を送っていた。
さらに大石は、本作を最初は「ホームドラマにしたかった」と述べると、さまざまなことからサスペンス要素が加わったことを明かす。そのときも「ホームドラマとサスペンスを融合させるのがとても難しいなと感じていたのですが、阿部さんが日常の暮らしのなかで、ずっと抱えているものを、見事にリアリティを持って表現していただいた」と感謝を述べていた。
ドラマ『しあわせな結婚』は、テレビ朝日系にて毎週木曜21時放送。
