ホアキン・フェニックス、トーク番組での奇行を謝罪「人生最悪の夜だった」

映画「ジョーカー」シリーズなどで知られるホアキン・フェニックス。2009年に人気トーク番組で見せた奇行について振り返った。
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2008年に突如ラッパーへの転身を明らかにしたホアキンは、2009年にボサボサ頭にサングラスをかけた姿で『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』に出演し、要領を得ない会話をするなど、ぎこちないやり取りを披露し、物議を醸した。後に、一連の奇行は、義弟でもあったケイシー・アフレックによるモキュメンタリー『容疑者、ホアキン・フェニックス』のために作り上げられたものであったことが明らかにされ、2010年にホアキンは再び同番組に出演し、謝罪している。
Varietyによると、この度ホアキンが、レターマンからスティーヴン・コルベアが司会を引き継いだ『ザ・レイト・ショー』に出演し、「デイヴ(レターマン)とこの番組に出た時、当初はキャラクターとして事前インタビューを撮影したんですが、ちょっと滑稽だと思ったんです。だから、彼らに電話して、『これが僕の仕事だ。番組に出演して、全部やるよ。デイヴには僕をズタズタにしてほしい。とにかく危険な感じにしたい』と伝えました」と事情を説明。「あのリアクションと、それに自分がどう反応するかを見るのが、目的だったから、事情を知る人を必要最低限に抑えるほうが都合が良かった」と語った。
その後、インタビューそのものが「酷かった」と認め、「ものすごく気まずかった。後悔しているし、もう二度としない。申し訳ありませんでした」と謝罪。コルベアと2人で笑い、「レターマンは見ていないかも」と指摘されると、「彼は見ていないかもね。それでも言わせてほしい。申し訳なかった」と話し、「ある意味大成功だったけれど、人生最悪の夜でもあった。だから変な感じです」と語った。