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日向坂46・齊藤京子、佐々木美玲、潮紗理菜が明かす「改名」への本音と今

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■“夢に見ていた光景”をすべて味わえた1年

齊藤京子
――(インタビューの3月時点では)改名を経てのデビューから1年が過ぎました。自分たちの手応えはいかがですか?

潮:改名からここまではいっそう慌ただしくて、1つ1つ目の前にある仕事へ一生懸命に打ち込んできましたね。自分たちでもビックリするほどたくさんの経験をして、激しい変化に追いつくのに必死でしたが、メンバーやスタッフさん、ファンの皆さんへの感謝でいっぱいでした。音楽番組への出演も憧れだったし、どのステージも夢のようで。周りからも「曲を聴いたよ」という声を聞いたりしたのがうれしかったです。

齊藤:夢に見ていた光景を、ほんの1年間ですべて味わえたと思えるほどでした。改名してデビューシングル「キュン」をリリースできたのも忘れられないし、2019年の日本レコード大賞では、2ndシングル「ドレミソラシド」で優秀作品賞を受賞できたのもうれしかったです。昔は自分たちが見ているだけだった大きな音楽番組のステージへ、年末にかけて呼んでいただけたのも思い出深いです。

佐々木:長年、抱いていた夢が一気にかなったような感覚で、頭がとにかく追いつかなかったのが正直な気持ちです。憧れていた『ミュージックステーション』(テレビ朝日系/毎週金曜21時)への出演や、年末の『NHK紅白歌合戦』にも初出場を果たせたのはやっぱり大きかったですね。街中でも少しずつ、声をかけられることが増えてきて。想像していた以上に、自分たちの存在が広まっているとようやく実感できるようになりました。

(上から)佐々木美玲、潮紗理菜、齊藤京子
 けやき坂46当時から、日向坂46の今まで率直な気持ちを語ってくれた3人。このインタビューの後、多くのエンターテイメント業界と同じく、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で思うような活動ができないでいた日向坂46だったが、7月31日には、単独公演として2019年12月17、18日のクリスマスライブ「ひなくり2019」以来、約7ヵ月ぶりとなる無観客配信ライブ「HINATAZAKA46 Live Online,YES!with YOU! ~“22人”の音楽隊と風変わりな仲間たち~」を開催。グループは少しずつ日常を取り戻し始めている。

 葛藤を抱えながらも、進んできた彼女たち。その裏にはたくさんの涙もあったが、この先もきっとグループの象徴である“ハッピーオーラ”を放ちながら、より大きな存在になっていくはずだ。(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:曽我美芽)

 日向坂46ドキュメンタリー映画『3年目のデビュー』は8月7日より全国順次公開。

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