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Official髭男dism、このチームだからこそ「困難も乗り越えられる」

映画

■コロナ禍による喪失感 希望はファンとの“再会の約束の歌”

 新型コロナウイルスの影響で、音楽業界も苦境に立たされている。コロナ禍において、どんな思いが芽生えたのだろうか。

 松浦は「今の時代、発信の方法や選択肢もいろいろとある。会場で体感してもらえる生のライブに代わるものはないんですが、配信やインスタライブなど、今できる方法でお客さんと距離を縮めて、伝えたいメッセージを伝えていきたい」としみじみ。楢崎は「生のライブをやりたいというのが本心です。今はそれができるようになるまで待つしかない」と打ち明けつつ、「今は新しいアイデアが生まれる瞬間だとも思っています。“これからブレイクスルーするぞ”というバンドもフックアップしていきたい。好きなアーティストがたくさんいるんです」と音楽への愛をにじませる。

 藤原は「奪われた日常に対する喪失感はかなりのものでした。自分が何者なのかがよく分からない時期が続いた」と切りだし、8月にリリースするEP『HELLO EP』が希望になったと語る。「これらの楽曲を出せるという希望があった。『HELLO EP』が、ファンの皆さんとの“再会の約束の歌”のように聴こえています。応援してくれるファンがいて、自分たちがいかに恵まれた状況にあるかということも、改めてよく分かった期間です」。

Official髭男dism『HELLO EP』8月5日リリース
 これからも自分たちらしく、Official髭男dismは走り続ける。藤原は「バンドとして一番幸せなことは、自分たちが胸を張れる音楽をやっていくこと。これからも4人の心がグッと熱くなれるものを求めて、やっていくことが大事だなと。『Laughter』で歌っていることそのままなんですが、4人が笑える方向に進めば、“自分たちらしさ”が絶えることなく、輝いていくのではないかと思っています」。小笹も「この先も新しいチャレンジをしていくけれど、この4人が“いい曲”だとジャッジしたら、それで大丈夫。それこそが、僕たちらしい音楽なんだと思っています」と未来を見つめていた。(取材・文:成田おり枝)

 映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』は全国公開中。

※楢崎誠の「崎」は「たつさき」が正式表記

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