ハロプロ期待のエース・BEYOOOOONDS山崎夢羽、あやや役に喜びとプレッシャー「まゆ毛の動かし方まで研究」
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■ハロプロ好きの母親の影響で高橋愛のファンに
本作の主人公・劔氏は、テレビでふとみかけた松浦の『▽桃色片想い▽』のミュージックビデオをきっかけに、ハロプロへのめり込んでいく。山崎自身がハロプロへの興味を持ったきっかけを聞いた。
「元々、お母さんがモーニング娘。さんの大ファンで、幼い頃から私も一緒にミュージックビデオを見ていました。ちょうど高橋愛さんたちが活躍されていた時代で、自分でもメンバーさんや曲を調べていくうちにのめり込んでいって。だから、お母さんの影響で自分も高橋愛さんに惹かれていくようになりました」。
日々募っていた憧れを胸に、初めてオーディションを受けたのは小学5年生。そこからハロプロ研修生として、ハロプロの一員となるまでの経緯も明かしてくれた。
「モーニング娘。さんのライブ映像だけではなく、オーディション映像を見るようになりだんだんと『自分もメンバーになりたい』という気持ちが強くなっていきました。ハロプロには歌やダンスの実力が高い印象もあったし、私も歌が本当に大好きだったので、挑戦してみようと思って。
初めて参加したオーディションでは、偶然にも今回の映画につながっている『▽桃色片想い▽』を歌わせていただきましたが、当時は残念ながら落選してしまって。恥ずかしがり屋だったので、下を向きながら歌ってしまったのは今でもよく覚えています。
その後、中学2年生のときにもう一度と思い、再びオーディションを受けました。結果としては、モーニング娘。さんのメンバーにはなれなかったけど、『ハロプロ研修生として活動してみませんか?』と機会をいただいたので、チャンスをつかむためにやってみようと思いました」。
ハロプロ研修生は、グループデビューを目指すメンバーが研鑽を積むハロプロの育成組織で、先輩グループのライブに帯同することもあれば、研修生だけの単独公演も行われている。
「研修生はたくさんいて、ともに支え合い頑張る仲間ですが、全員がライバルでもあったし、やっぱり『デビューしたい』という気持ちを一番に考えながら過ごしていました」と当時を振り返る。
「だから研修生の公演では誰よりも目立ちたかったから、大きく見えるように踊ろうとしていて。後ろにいても端っこにいてもとにかく誰よりも手を伸ばして、お客さんの視線を引き付けられるようなパフォーマンスを心がけていました」。