日向坂46・影山優佳、活動復帰から1年 “ひなあい”は「自然体で臨めるように」
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■復帰から1年の変化 “ひなあい”は「自然体で臨めるように」
――グループのチーム力についてのお話もありましたが、ここからは日向坂46での活動についてお聞かせください。復帰後からブランクを全く感じさせない活躍で、例えば『日向坂で会いましょう』(テレビ東京/毎週日曜25時5分:以下、ひなあい)では復帰直後から振り切った活躍を見せていました。収録の前にはしっかり準備をするのでしょうか。
影山:復帰してからしばらくは、台本を読んで「こういうことを言おうかな」と前もって考えていました。そうじゃないと不安だったんです。メンバーのバラエティー能力の高さを身に染みて感じていたので、「面白いことを準備しないと」って。ただ、はじめは全力で頑張ることしかできなかったところから、少しずつ周りが見えてくるようになってきて。最近は自然体で臨めるようになりました。
――次第に変わってきたんですね。
影山:本気でふざけたり、ガヤを入れたり、自然に自分が楽しいようにやっていた方が、メンバーやMCのオードリーさんに笑ってもらえることが多いのに気付いたんです。だから、準備したがりなタイプではあるんですけど、最近はあえて準備しないようにしています。
――今やオードリーの2人に急に振られたりしても平気ですか?
影山:う〜ん、でもオンエアされていないところで“大スベリ”はよくしているんです(笑)。話題を振られたら応える方なので、実は打率は高い方ではなくて。カットされることも多いんです。ただ、もともと“強心臓”なところがあるので、恵まれた性格だなと思いつつ、楽しんでいます。
――放送を見て反省することも?
影山:いっぱいあります。放送はよく見ますね。「失敗したな」とか、「大スベリしたな」というときは、見たくない気持ちもあるんですけど(笑)。私は振りかぶりすぎて空回りしていることが多いので、そういうのを見て反省したり。ほかのメンバーがどう収録に臨んでいるのか、どう振る舞っているのか、見ると勉強になることも多いです。
「ひなあい」のほかにも、メンバーが活躍している姿を見るのが好きで、メンバーが個人で出ている番組もよく見ます。
――自分だけではなく、メンバーの番組もチェックしているんですね。
影山:メンバーに話を振ってトークのきっかけを作ったり、メンバーを立てたりできる人になりたいんです。「ひなあい」はエピソードトークの回も多いので、そういうときにメンバーの魅力を引き出せるよう、普段からエピソードをメモしておいて、より面白く伝えられるように意識しています。
――自分のためではなく、メンバーのためにメモを?
影山:「悪魔のノート」みたいな感じで(笑)誰々にこういうことがあった、とかメモしています。
――「悪魔のノート」(笑)。グループに復帰されてから、5thシングル「君しか勝たん」では、日向坂46メンバーとしては初のシングル参加となりました。
影山:今までシングルに参加していなかったので、日向坂46のメンバーとして活動できることが少なくて「みんなのために活動できているのか」と不安になることもありました。だから、こうしてメンバーと一緒に活動できることが増えるのは安心しましたし、初めてシングルに参加する分、新たなエンジンとして頑張りたいと思っています。
――3列目中央というポジションについてはいかがですか。
影山:ポジションへのこだわりはあまりないんです。フォーメーション発表の当日も、メンバーと「シンメのペアのコンビ名どうする?」と笑っていました(笑)。フォーメーションを気にするというよりは、自分が活動することで日向坂がもっと人気になったり、元気になってもらえる方が増えたら、という気持ちで。これからもそんな思いを大切に活動していきたいです。(取材・文:編集部 写真:松林満美)
テレビアニメ『さよなら私のクラマー』はTOKYO MXほかにて、毎週日曜23時30分放送。『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』は全国公開中。