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高橋愛、ネガティブだったモー娘。時代の私に「なんなの?」って言ってあげたい

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高橋愛

モーニング娘。

■卒業後の変化 人生ゲームを楽しむように「動いてから考える」

――グループを卒業してもう10年になりますが、どんな心境でしたか? Tシャツとデニム姿での卒業セレモニーは印象的でしたね。

高橋:次の世代に続いていくためにも、卒業は大切なことだと思っていたので、ファンの方とメンバーに「モーニング娘。を頼んだ」と託した気持ちで未練はありませんでした。


卒業セレモニーのスタイルは、単純に小さい時からの天邪鬼が出ただけかも(笑)。途中のソロ曲でドレスを着ていたので、もう1回ドレスを来たら印象が薄れちゃうだろうし、誰もやっていなかったので、「私が最初にやってもいいんじゃん!」って。

――卒業後は、女性ファンが増えたように思います。

高橋:卒業後はファンのみなさんがそれまで見てきた“高橋愛”とは違った道だったかもしれませんが、新しい気持ちで自分の好きなことに挑戦させていただきました。特にブログやSNSでは、私みたいに身長が高くなくてもこんな洋服が着れるんだって思ってもらえたらいいなと、着ているファッションのアップを続けてきたのですが、たくさんの同性の方からフォローをしていただいて驚いています。

――最近コスメもプロデュースされていますね。

高橋:お話をいただいた時は「私にやらせていただけるんですか?」ってビックリしたんですけどとてもうれしかったです。一緒にアイディアを出してつくっていきましょうというスタンスでやらせていただいて、ファッショナブルでジェンダーレスに使えるアイテムというコンセプトでできあがりました。みなさん一人一人が輝くお手伝いができると思うと心が躍りますね。

――最後に、今後の目標を教えてください。

高橋:モーニング娘。時代はしっかり目標設定をして具現化させてきたのですが、今は先のことを考えて目指すよりも、今の自分がしたいことを聞いてあげた方がおもしろいなと思っています。決めすぎちゃうと狭い枠にいる気がしてしまうので。子どもの時から後先考えないで、動いてから考えるというのがベースにあるんです。


私、人生ゲームが好きなんですけど、今は人生ゲームのコマとして進んでいる気分なんです。世の中的にマイナスな状況ですが、それをどうやってプラスに変換できるか。1回きりの人生を、どれだけ楽しめるかってゲームしているみたい。モーニング娘。にいた当時もこうやって考えられていたら、もっとハッピーだったのにな(笑)。(取材・文:於ありさ 写真:ヨシダヤスシ)


高橋愛20周年メモリアルブック『AI VERSARY』(宝島社)10月29日発売

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