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坂口健太郎、コロナ禍で迎えた30歳 生来のポジティブさと“菅波”との出会いが支えに 

エンタメ

『おかえりモネ』との出会いがくれた力「僕も菅波が大好き」



 この日も心の壁を作らずインタビューに応じていた坂口。どれだけ売れっ子になっても、驚くほど気さく。当の坂口は「でもそれって、僕が楽だからなんですよね」と切り出し、「こういった場でも楽に話せたほうが絶対に楽しいし、みんな楽ですよね。僕が楽しいからそうしているだけで、自分本位なだけなんです」とお茶目にほほ笑む。

 そんな言葉からは人間としても俳優としても、心豊かに日々を過ごしていることが伝わる。30代に向けて、『おかえりモネ』に出演したことは大きな力になっているとも。“#俺たちの菅波”が日々トレンドに上がるなど大人気となったが、坂口は「僕も菅波が大好きだったので、うれしいです」という。


 さらに「台本を読んでいると、なぜ彼はこんなことを言ってしまうんだろうと、疑問点や興味が湧いてくるキャラクター。突っ込まれることで愛されていったようで(笑)、なかなかそういうキャラクターと出会えることもないですよね」と出会いに感謝。

 「菅波役を頂いたときに、誰と誰が戦っているか分からないような閉塞感のある時代に、“今だからこそやる意味のある作品だ”と思いました。菅波役を通して、朝の15分、みなさんに元気になってその日を過ごしてもらえたり、なにかを伝えられるような作品ができる。朝ドラに携わる喜びを感じました。例えば僕は(清水)尋也が演じた内田役の“生きてきて何もなかった人なんていない”というせりふが大好きなんですが、本当にそうだなと思うんです。誰かを許すことや、助け合って生きることなど、当たり前のようで少しずつ忘れてしまっているようなことを丁寧に描いていた。僕自身、改めてかみ締めることがとても多い作品でした」とたくさんの宝物をもらったことを明かしていた。(取材・文:成田おり枝 写真:高野広美)

 坂口健太郎フォト&ワードブック『君と、』は、ワニブックスより発売中。価格は2970円(税込)。


 スタイリスト:壽村太一 ヘアメイク:廣瀬瑠美

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