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渡辺謙、坂口健太郎と共通点の多さを語る「稀有な俳優だと思います」

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映画『盤上の向日葵』ジャパンプレミアに登壇した(左から)渡辺謙、坂口健太郎
映画『盤上の向日葵』ジャパンプレミアに登壇した(左から)渡辺謙、坂口健太郎 クランクイン!

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 坂口健太郎が主演を務める映画『盤上の向日葵』のジャパンプレミアが16日、東京・丸の内ピカデリーにて開催。坂口をはじめ、渡辺謙、佐々木蔵之介、土屋太鳳、高杉真宙、音尾琢真、小日向文世、熊澤尚人監督が、500本の向日葵が咲き誇るレッドカーペットに登場した。

【写真】さわやか笑顔で手を振る坂口健太郎

 2018年本屋大賞第2位となった柚月裕子による同名小説を実写化する本作は、生きる意味を問いかけるヒューマンミステリー。第30回釜山国際映画祭「オープンシネマ部門」に正式出品され、先月、約4500人の観客の前でワールドプレミア上映を実施。ひときわ大きな歓声を浴びた。

 そんな本作にて、殺人事件の容疑者と、彼の運命を揺るがす重要人物という関係性を演じた坂口と渡辺。2人は本作で初共演となり、渡辺は「(坂口と)割と似ているところが多くて。オープンマインドで、現場も作品もスタッフも好きだから、現場に行くのが楽しい。その感覚を持った稀有な俳優だと思います」と坂口の印象を明かす。

 それをとてもうれしそうな笑顔で聞いていた坂口も、「健さんはとても軽やかな方」と渡辺の印象を。会うまでは「Ken Watanabe」という世界で活躍する俳優のイメージを持っていたが、共演してみて「飄々とされている瞬間もあれば、そこにどっしりいてくれる感覚も感じたので、いい意味で“健さんってこんな人なんだ!”と思わせてくれました」とイメージが変わったとも語った。

 「向日葵」とタイトルに付いている通り、向日葵咲き誇る真夏に撮影が行われた本作。「足で稼ぐ」がモットーの昭和の刑事役を演じた佐々木は「暑くて汗をかいているのに、監督から“もっと汗をかいてくれ”と言われました。閉め切った刑事部屋のセットの中にスモークを焚いて……」と過酷な撮影を振り返る。

 昭和気質はセリフにもあらわれており「口も汚くて、ハラスメント講座では一発アウトな発言を部下役の真宙くんにして、“嫌な役やなぁ”と思っていました(笑)」と明かした佐々木だが、すかさず高杉が実際の佐々木は真逆のタイプだと語る。「諏訪湖で1週間ほど撮影があったのですが、蔵之介さんが毎日食事に連れて行ってくれました。めちゃくちゃうれしかったです!」と満面の笑みで喜びを表した。

 坂口と音尾も、劇中で激しくぶつかり合うシーンがあるのだそう。音尾は「真夏の炎天下の中、激しくぶつかり合いました。でも坂口くんは優しくて、カットがかかるたびに“ケガしていませんか?”と気を使ってくれるんです」と坂口も役とのギャップがあることを明かし、「大好きになっちゃった!」と人柄の良さを絶賛する。

 一方の坂口は、そのシーンについて「音尾さんに申し訳なかったことがある」と話し出し、「上にのしかかって首を絞めるのですが、現場があまりにも暑すぎて、僕の汗が音尾さんにかかっちゃう。でもカメラが回っているから拭けないし、でも止まらないからどうしようもなかった。本当にすみません」と謝罪。

 それに対し音尾は「いやいや大丈夫」と気にしてないことを示し、会場に集まったファンに向かって「ひとつ言っておきたいのが、坂口くんの汗はしょっぱい」と伝えると、坂口から「これから上映なのに、そのシーンで笑われたらどうするんですか!」とツッコミが入っていた。

 映画『盤上の向日葵』は、10月31日より全国公開。

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