クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

愛と希望の街

【解説/みどころ】
日本映画界に新風を吹き込んだ松竹ヌーヴェル・ヴァーグの雄、大島渚のデビュー作。当初は「鳩を売る少年」という題だったが、会社の方針で、現在の題名に改題された。川崎の貧民街に、靴みがきで生計を立てている母親と、精神薄弱で死んだネズミの絵ばかり描いている妹と3人で暮らす少年の家庭がある。少年は時々、街中で鳩を売る。その鳩は、買い主のもとを逃げ、帰巣本能から再び少年のもとへ。少年はその鳩をまた売る。そこにブルジョワの少女が登場し、鳩を買うが……。感傷や甘いヒューマニズムを極力排して、大島は階級の埋めようもない断絶を描き出した。端正でみずみずしい辛口青春編。


キャスト
藤川弘志望月優子伊藤道子千之赫子渡辺文雄富永ユキ
スタッフ
監督: 大島渚 脚本: 大島渚
上映時間・制作年
63分/1959年
制作国
日本
配給
松竹大船


あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る