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硝子のジョニー・野獣のように見えて

【解説/みどころ】
蔵原惟繕監督と山田信夫脚本のコンビによる日活アクションの類型をはずれた異色作。北海道の北端・稚内の昆布採りの娘・みふねは、貧しさのため人買いの秋本に売られるが、途中で逃げ出し見知らぬ男・ジョーに救われる。秋本・みふね・ジョーの3人は運命の糸に結ばれ、やがてみふねの故郷・稚内で巡り会うことになるが……。この作品は公開当時、白痴のヒロインをめぐる二人の男という人物設定の類似からフェデリコ・フェリーニの「道」(1954)の模倣とみなされていたが、心ある映画ファンならこの映画の真意をくみ取ることができるはず。主演の3人はいずれも好演だが、特に白痴のヒロインに扮する芦川いづみが素晴らしい存在感を示した。


キャスト
宍戸錠アイ・ジョージ
スタッフ
監督: 蔵原惟繕
上映時間・制作年
108分/1962年
制作国
日本
配給
日活


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