ハチ公物語

【解説/みどころ】
有名な忠犬ハチ公の物語。秋田の片田舎で生まれた子犬が、東京の大学教授の家にもらわれてハチという名をもらう。成長したハチは、いつしか教授を渋谷駅まで送り迎えするのが日課となるが、教授は病気で帰らぬ人となる。しかしハチは雨の日も風の日も渋谷駅で教授の帰りを待つ……。渋谷駅前の名物になっている銅像“ハチ公“の物語が、てらうことなく丁寧に描かれ、ストレートな感動を与えた。特に秋田の片田舎で子犬が生まれる場面は、山本嘉次郎監督の動物映画の名作「馬」(1941)を思わせる名シーン。主人を求めていつもの道を駆けるハチ公を、カメラは距離を置き、犬の目の高さで捉えている。
- キャスト
- 仲代達矢/ 八千草薫/ 田村高廣/ 長門裕之/ 石野真子/ 三木のり平/ 柳葉敏郎/
- スタッフ
- 監督: 神山征二郎 脚本: 新藤兼人 原作: 新藤兼人
- 上映時間・制作年
- 107分/1987年
- 制作国
- 日本
- 配給
- 松竹=三井物産=東急グループ
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