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永山瑛太、前田敦子の監督ぶり「本当にサディスティックな方」

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前田敦子
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 永山瑛太と前田敦子が2日、都内にて開催された『アクターズ・ショート・フィルム2』完成報告会に青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大と共に出席。前田が監督したショートフィルムを鑑賞した永山が、前田について「本当にサディスティックな方」と感じたことを明かした。

【写真】豪華俳優陣が監督を務めた『アクターズ・ショート・フィルム2』完成報告会

 同プロジェクトは、WOWOWが開局30周年を記念して実施した『アクターズ・ショート・フィルム』の第二弾。ショートフィルム5作品の監督を、前田、青柳、玉城、千葉、永山ら豪華俳優陣が務めた。

 前田は、柳英里紗、三浦貴大のW主演『理解される体力』を監督。前田は「『一語一句全部覚えてください』と(主演の)2人にはお伝えしたので、たぶん相当大変だったであろうと。すごいセリフ量だったので、本当にお2人に感謝ですね」と柳、三浦への感謝を口にした。

 撮影期間については「一日で撮らせていただきました。朝から晩まで」と回顧。続けて「(主演は)プライベートでも大好きな2人だったのですべてを託して。何も言うことがないくらい完璧に覚えてくださって、なによりも楽しみながら撮影に挑んでくれていた2人の姿がすごくうれしかったですね」と振り返った。

 また『ありがとう』の永山は、役所広司を主演に希望したが、プロデューサーには「厳しい」と言われたという。その後「絶対にこれは曲げてはいけない」と強い意志を持った永山は「役所さんがダメなら降りてもいいやというくらいの覚悟で、プロデューサーさんからではなく僕が直接役所さんにオファーをさせていただいて、受けていただけた」とオファー時のエピソードを披露した。

 さらに、他の監督作品への感想を求められた永山は1人ひとりの監督に丁寧にコメント。前田の作品については「膨大なセリフ量の中で、前田敦子さんの柳さんに対する演出は『100パーセントじゃなくて120パーセントで行け』と言っているような気がしていて。でも本人は重圧で150パーセントくらい行っていると思うんです。前田敦子さんは本当にサディスティックな方だなと感じました」と出演者の演技力から、前田の監督としての気概を感じ取っていた。

 前田は「瑛太さんが『サディスティックだ』と言ってくださったんですが、演出をしている時には、モヤッとしているものを『(出演者も)きっとしているな』と思って、一緒に解消していくまでとことん、っていうのはすごく楽しかったです」と出演者に寄り添いながら、妥協せずに作品作りに臨んでいたことを明かした。

 『アクターズ・ショート・フィルム2』は、WOWOWにて2月6日17時放送・配信。

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