クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

世界を揺るがした原子力潜水艦事故の驚愕の実話 『潜水艦クルスクの生存者たち』公開決定

映画

 俳優のマティアス・スーナールツ主演、トマス・ヴィンターベア監督による映画『KURSK(原題)』が、邦題『潜水艦クルスクの生存者たち』として4月8日より日本公開されることが決定。併せてポスタービジュアルが解禁された。

【写真】「マティアス・スーナールツ」フォトギャラリー

 本作は、2000年にロシアで実際に起きた未曾有の原子力潜水艦事故を完全映画化。監督は『偽りなき者』やアカデミー賞国際長編映画賞を受賞した『アナザーラウンド』のトマス・ヴィンターベアが務め、脚本は『プライベート・ライアン』のロバート・ロダット、製作会社はリュック・ベッソン率いるヨーロッパコープが担当した。

 主人公の司令官ミハイルにふんしたのは、『リリーのすべて』や『レッド・スパロー』のマティアス・スーナールツ。妻ターニャ役は『007』シリーズのボンドガールで有名となったレア・セドゥが演じ、自身も出産を経験した直後に初の母親役に挑んだ。また人命救助に奔走する英艦隊の准将デイビッドは、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファースが演じる。

 今回解禁となったポスタービジュアルに映し出されているのは、夕日に輝く一隻の潜水艦を舞台に、乗務員の仲間たちと共に海底から地上へ戻ろうとするミハイル、愛する夫の無事を願うターニャと息子、そして国籍を超えて人命救助に臨むデイビッド、それぞれの力強い眼差し。「残されたのは、わずかな酸素と希望だけ──」というキャッチコピーが示すように、海底に沈み酸素が薄くなった極限状態の中で、何とか希望を見出し、愛する人のもとへ帰ろうとする主人公ミハイルの必死な想いが伝わってくる。

 乗艦員118名を乗せた原子力潜水艦クルスクは軍事演習のため出航するが、艦内の魚雷が突然暴発し、凄まじい炎が艦内を駆け巡る。次々と命を落とす惨状に直面したミハイルは、爆発が起きた区画の封鎖を指示。部下と安全な艦尾へ退避を始めるが、艦体は北極海の海底まで沈没し、わずか23名だけが生き残った。

 海中の異変を察知した英国の海軍准将デイビッドは救援を表明するが、ロシア政府は沈没事故の原因は他国船との衝突にあると主張し、軍事機密であるクルスクには近寄らせようとしない。乗組員の命よりも国家の威信を優先する政府の態度に、ターニャたち家族は怒りを露わに抗議する。酸素が徐々に尽きていく中、果たして愛する家族のもとへ帰る事はできるのだろうか─。

 映画『潜水艦クルスクの生存者たち』は4月8日より全国順次公開。

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る