キャラクターデザイン原案・小畑健からのコメントも 映画『バブル』キャラクタービジュアル解禁
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志尊淳が主演を務める、オリジナルアニメーション映画『バブル』の声優陣のキャラクタービジュアル&情報、追加キャストが発表された。併せて、本作のキャラクターデザイン原案の小畑健よりコメントも到着した。
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本作は、世界に降り注いだ泡<バブル>によって重力が壊れた東京で、少年と少女の思いが引かれ合う、グラビティー・アクションストーリー。第72回ベルリン国際映画祭にも正式出品されることが決定している。監督はアニメ『進撃の巨人』のアクション映像を手がけた荒木哲郎。制作はWIT STUDIOが担う。
志尊淳演じる主人公ヒビキ、広瀬アリス演じるマコト役、まだ声優キャストが未発表のウタのビジュアルが明らかになっていたが、今回、声優陣が担当する各キャラクター情報とキャラクタービジュアルが解禁。
志尊演じるヒビキは、渋谷を拠点とするバトルクールチーム・ブルーブレイズ(通称BB)のエース。幼い頃から特殊な聴覚の持ち主で、他人とのコミュニケーションをあまり好まない性格。プレイ中に落下した海中で、ウタと遭遇する。キャスト未発表の、ヒビキの前に突然現れ一緒に暮らすことになった少女ウタは、ヒビキだけに聴こえていた“音”に反応、運動神経が抜群でバトルクールにも参加するようになるが、その正体は不明だ。広瀬アリス演じるマコトは、ヒビキたちBBが暮らす船・令洋で共に生活し、居住禁止区域の降泡現象を調査している女性科学者。BBのお姉さん的役割で溶け込み、ウタの面倒も見ている。
宮野真守演じるシンは、BBをはじめとするバトルクールチームの個性を尊重しながら、彼らが生活物資を賭けて争うバトルレースをジャッジしている、数少ない年長者。少年たちの頼れるアニキ的存在だ。梶裕貴が演じるカイは、ヒビキも所属するBBのリーダー。卓越した運動神経を持つ熱血漢で、降泡現象で家族を失い、船長だった父の影響を受け、船の整備も担当している。千本木彩花が演じるウサギは、BBの中では最年少で明るく無邪気な、チームのムードメーカー。バトルクールではまだ無鉄砲な動きをしてしまうこともあるが、チームには欠かせない存在だ。
また、他のバトルクールチームのリーダーのキャラクター&キャストも明らかに。
秋葉原を拠点とするバトルクールチーム“電気ニンジャ”のリーダーを演じるのは畠中佑。バトルで生活物資を稼ぐため常にBBと張り合っているが敵対心はなく、時に彼らを応援する存在だ。お台場を拠点とする“アンダーテイカー”のリーダーを演じるのは、井上麻里奈。強力なスポンサーがおり、バトルに特化した高性能ブーツなどを使用して、ヒビキたちを脅かす。そして、練馬を拠点とする“関東マッドロブスター”のリーダーを演じるのは三木眞一郎。性格や言動は荒っぽいが情に厚く、敵チームの危機にも素早く対応する一本気な男。各バトルクールチームと繰り広げられる展開も見逃せない。
本作のキャラクターデザイン原案の小畑健は、「お話を聞いた時の最初のイメージが残った部分と、その後、自分の中で足したり引いたりしたものが混ざりあって、今の形になりました。ブルーブレイズだけでなく、他のチームもそれぞれモチーフを持たせてチーム感は意識しています。そのあたりも見ていただけたら嬉しいです」とコメント。
そんな小畑が作り上げたキャラクターデザインの原案に、本作の総作画監督・門脇聡によるキャラクタービジュアルでは、本作の重要な要素の一つであるパルクールのチームバトル・バトルクールのチームカラーを背景にしたビジュアルを背景に、個性豊かなキャラクターたちの姿が描かれている。
アニメ映画『バブル』は5月13日全国公開。NETFLIX版は4月28日全世界配信。