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大泉洋×有村架純×目黒蓮×柴咲コウが豪華集結 ベストセラー『月の満ち欠け』映画化

映画

映画『月の満ち欠け』に出演する(上段左より時計回りに)大泉洋、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウ
映画『月の満ち欠け』に出演する(上段左より時計回りに)大泉洋、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウ(C)2022「⽉の満ち⽋け」製作委員会

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大泉洋

有村架純

目黒蓮

柴咲コウ

廣木隆一

橋本裕志

 第157回直木賞を受賞した佐藤正午のベストセラー小説「月の満ち欠け」(岩波書店刊)が、大泉洋、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウという豪華キャストを迎えて映画化されることが決定した。

【写真】原作は直木賞受賞 佐藤正午『月の満ち欠け』原作文庫書影

 1983年に「永遠の1/2」で第7回すばる文学賞を受賞し作家デビューしてから、「ジャンプ」「Y」「身の上話」ほか数々の名作を世に生み出し、昨年は第6回山田風太郎賞を受賞した「鳩の撃退法」が映画化されたことも話題を呼んだ作家・佐藤正午。「月の満ち欠け」は、佐藤の最高傑作と名高い、時を超えた珠玉のラブストーリー。

 主人公・小山内堅は、愛する妻・梢と家庭を築き、仕事も順調、どこから見ても順風満帆だった。だが、不慮の事故で梢と娘の瑠璃を同時に失ったことで幸せな日常は一変。深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。事故のあった日、小山内の娘・瑠璃が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたという。そして、彼女と同じ名前をもち、自分がかつて愛した“瑠璃”という女性について語りだす。

 それは数十年の時を超えて明かされる、はかなくも鮮烈な、許されざる恋の物語だった。一見何の関係もない夫婦とかつての恋人たち。その二組をつなぐ、誰も想像もしえなかった数奇で壮大な愛の軌跡とは―。

 主人公・小山内堅を演じるのは大泉洋。俳優のほか司会など幅広く活躍する大泉が、幸せな日常から一転、数奇な運命に巻き込まれていく主人公の28歳から55歳を演じるという難役に挑む。

 小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性、正木瑠璃には有村架純。昨年映画『花束みたいな恋をした』を始め6本の映画に出演して数々の賞を受賞した有村が、一番信頼を寄せる監督の一人だという廣木隆一監督のラブコールに応えて出演を快諾した。

 正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦には、Snow Manの目黒蓮。ソロでの映画出演は本作が初となる目黒が、一途に一人の女性を愛する20歳の大学生と、39歳の大人になった姿を演じる。

 小山内の妻・梢には柴咲コウ。大泉との共演は3回目、そして廣木監督とは映画デビュー作『東京ゴミ女』以来2度目のタッグとなる柴咲が、深い愛を持って家族を見守る理想的な妻を体現する。

 監督は、『ストロボ・エッジ』『余命1ヶ月の花嫁』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』など、リアルな人間描写と圧倒的な映像美に定評のある廣木隆一。1980年から現在に至るまでの歳月を描き、その時代を象徴する名曲と共に丁寧に織り上げる。脚本は、『ビリギャル』『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『そして、バトンは渡された』を手がけた橋本裕志が担当する。

 主演の大泉は「『月の満ち欠け』と言う作品は様々な人々の愛に溢れた映画です。辛いのに、幸せな気持ちになる、そんな不思議な体験を是非味わっていただきたい。どうか劇場でご覧になって、ご自身の大切な人に思いを馳せていただけたら嬉しいです」とメッセージを寄せている。

 映画『月の満ち欠け』は今冬全国公開。

※キャスト、監督コメント全文は以下の通り

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