醍醐虎汰朗&黒羽麻璃央、坊主頭の高校球児に 『野球部に花束を』映画化決定
俳優の醍醐虎汰朗が主演、黒羽麻璃央が共演する映画『野球部に花束を』が2022年秋に公開されることが決定した。併せて解禁されたキャラクタービジュアルで、高校球児役の2人は坊主姿を披露。醍醐は実写映画初主演となる。
【写真】黒羽麻璃央&高嶋政宏、インパクトあるキャラクタービジュアル
本作は、「ドラフトキング」「べー革」など数々の野球マンガを手掛けてきたクロマツテツロウの同名コミックを実写映画化。監督・脚本は『荒川アンダーザブリッジ』『虹色デイズ』の飯塚健が務める。
中学時代の野球部生活に別れを告げ、高校デビューを目指し茶髪に染めて入学した黒田鉄平(くろだてっぺい)。夢見たバラ色の高校生活は、うっかり野球部の見学に行ってしまったことであっけなくゲームセット。野球部の優しい先輩たちに勧誘されて入部を決めたが、仮入部が終わり、いよいよ本入部となった瞬間、先輩たちの態度が豹変して…。
主人公の黒田鉄平を演じるのは、映画『天気の子』の主人公・森嶋帆高役で注目を集め、舞台『千と千尋の神隠し』でハク役を演じることも話題の醍醐虎汰朗。チームメイトの桧垣主圭(ひがききみよし)役には、ミュージカル『刀剣乱舞』や『テニスの王子様』などの2.5次元作品で人気を博す黒羽麻璃央がふんする。
醍醐は「初めて実写映画の主演を務めることになり、楽しみな『ワクワク』と緊張で『ソワソワ』の感情を行ったり来たりしながら撮影初日を迎えました」と振り返り、「高校野球部を題材にした作品ですが、野球は未経験だったのでまずは高校球児に近づきたくて、クランクインまで野球を1から教わりひたすら練習に励みました」と語る。
黒羽は「撮影期間も実際の部活のような感覚で過ごすことができました」といい、「作品の中では高校野球のあるあるネタが沢山組み込まれたり、決して天才達が集まった野球部では無く、高校球児のリアルをおもしろおかしく、時には熱く!この映画で感じることが出来ると思います」とアピールしている。
また、どう見ても堅気に見えない、コンプライアンス全無視の野球部監督・原田役は高嶋政宏が務める。撮影に向けてノックの練習に励んだという高嶋は「ヒジはおかしくなるわ、バットのグリップの変なとこ握っちゃって手のひら内出血するわで満身創痍。でも飯塚監督ですから計算されたカット割りと編集で、えっ?高嶋って野球やってるんだ!になってる事と思います」と話している。
なお、併せてキャラクタービジュアルも解禁。コミカルな表情をする醍醐、黒羽、高嶋の横には、“坊主一択”“連帯責任”“絶対服従”と、昨今、見聞きしない四字熟語が添えられている。
飯塚監督は「入部、大歓迎します。楽しいは、苦しいの先にしかありません。共に狂いましょう。野球部へようこそ」とメッセージ。原作のクロマツテツロウは「この映画は、言うならば、私の苦しく辛かった野球人生の大団円です。笑って泣いて楽しんでいただけたら幸いです。令和よ、これが平成の怪物たちだ」とコメントを寄せている。
映画『野球部に花束を』は2022年秋全国公開。
コメント全文は以下の通り。