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ロバート・ゼメキス監督&トム・ハンクスらが語る『フォレスト・ガンプ』の魅力

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映画『フォレスト・ガンプ/一期一会 4Kニューマスター版』メイン
映画『フォレスト・ガンプ/一期一会 4Kニューマスター版』メイン(C)1994 by Paramount Pictures.All Rights Reserved.

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 ロバート・ゼメキス監督と名優トム・ハンクスがタッグを組み、米アカデミー賞で作品賞を含む6部門を受賞した映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)。日本劇場公開からおよそ25年の時を経て、現在4Kニューマスター版で公開中の本作より、ゼメキス監督やトム・ハンクスらキャスト陣が作品の魅力などについて語るコメントが到着した。

【写真】『フォレスト・ガンプ/一期一会 4Kニューマスター版』フォトギャラリー

 日本では1995年に公開された本作は、時代に翻弄されながらも懸命に生きる主人公フォレスト・ガンプの姿や、「人生はチョコレートの箱のよう。開けてみないと中身はわからない」といった人生を豊かにしてくれる名言の数々が人々の心を打ち、今もなお多くの映画ファンに愛され続けている名作。

 フォレスト・ガンプは、米アラバマ州グリンボウの田舎で女手ひとつで育てられた。小学校に入ったものの、勉強が苦手で脚にギブスをはめたフォレストはバカにされてばかり。遊んでくれるのはスクールバスで一緒になった優しい女の子ジェニーだけだった。ある日、同級生たちにいじめられていたフォレストは、「走って!」というジェニーの声で猛然と駆け出す。それも脚のギブスが吹き飛ぶほどのスピードで。アメフト全米代表、ベトナム戦争、卓球世界選手権出場、エビ漁船船長、フォレストは風のような速さで自らの人生を駆け抜けてゆく―。

 ゼメキス監督は、フォレスト・ガンプというキャラクターについて「彼は、しっかりした自分の考えや政治的な信念を一切持たない純粋な人物だからこそ、自分のまわりで起きている破壊や凶器を際立たせることが出来た」と説明。アメリカ現代史をスクリーンに再現したことについては「この時代には本当にいろいろな出来事があった。映画の物語よりも、よっぽど信じがたいようなことばかり。誰もが知っている貴重な映像と物語を合体することが出来て実にエキサイティングだった」と振り返る。

 フォレストを演じたトムは「フォレストはとてもまじめな考えを持っている正直な人間だ。自分なりの常識のスピードでしか動くことが出来ない。とてものろいけれど、しっかりと地に足がついている。一番すごいのは、混乱した状況をしっかり見据え、そこに活路を見出していく生まれながらの才能を持っていることさ」と語る。

 母親を演じたサリー・フィールドは「彼女にとってフォレストは重荷ではない。むしろ彼こそは神様からのプレゼントなんです。ママの言葉がいつも聞こえていて、それがフォレストに強さと知恵と、無条件の愛を教えているのよ」とコメント。

 恋人ジェニーを演じたロビン・ライトは「ジェニーはフォレストを色眼鏡で見ていないんです。そこが、2人の絆なんですね。ジェニーはフォレストといると自分の視界が開けてくる。2人は一緒にいると、お互いの最高の部分を引き出せるの」と語っている。

 映画『フォレスト・ガンプ/一期一会 4Kニューマスター版』は公開中。

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