なにわ男子・道枝駿佑×福本莉子『セカコイ』、2人のはかない恋物語を予感させる予告解禁
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なにわ男子の道枝駿佑と女優の福本莉子がダブル主演する映画『今夜、世界からこの恋が消えても』より、本編映像を使用した予告が解禁された。
【動画】道枝駿佑×福本莉子『今夜、世界からこの恋が消えても』予告
電撃小説大賞の2019年受賞作である一条岬の同名恋愛小説を実写化した本作は、眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロインと、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公のはかなくも切ない愛の物語。主人公・神谷透を本作が映画初主演となる道枝、ヒロインの日野真織を福本が演じる。監督は『僕等がいた 前篇・後篇』(2012)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016)の三木孝浩。脚本は月川翔と松本花奈が共作。映画音楽には亀田誠治を迎えた。
今回、主演の2人が「ターニングポイントになる、記憶に残るような作品」(道枝)、「これからの20代前半の自分を代表する一作」(福本)と語る本作の、本編映像を使用した予告映像が解禁された。
予告映像は、透のモノローグから始まり、「雲」「光」「雨」…と“消えてなくなるもの”を交互に数える2人の声、そして、眠りから覚める真織と「記憶」の言葉…。疾走感あふれる音楽と共に、過ごした眩しい思い出と走る透の姿が、さわやかでありつつも、切なさを感じさせる。
浴衣姿でつなぐ手を別つ演出は、楽しかった記憶が消えていく様を暗示させ、「どんな記憶も完全に消えるわけじゃない」という透の言葉も虚しく、「それでも明日、君を忘れてしまう」という真織の声が悲しく響く。
記憶障害を抱えた恋に苦しみながらも、「明日、僕を忘れてしまう君と、忘れられない恋をした」という胸を締め付けられるような透の台詞。消えゆく記憶と恋を繋ぎとめようとする2人の儚い恋物語を予感させる予告となっている。
予告で使用された透と真織のモノローグと一部の映像は、本編とは別に、今回のこの予告のために撮り下ろされたもの。撮影の合間を縫いながら、何度も声や映像を撮り直し、試行錯誤することで、それぞれの役と気持ちを重ね合わせ、特別なものとなっている。
映画『今夜、世界からこの恋が消えても』は、7月29日より全国公開。