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乃木坂46アンダーライブ、佐藤楓が初センター 「私たちに立ち止まっている時間なんてない」

エンタメ

乃木坂46「29thSG アンダーライブ」
乃木坂46「29thSG アンダーライブ」(C)乃木坂46LLC

 乃木坂46が27日、神奈川県・ぴあアリーナMMにて「乃木坂46 29thSGアンダーライブ」を開催。3期生の佐藤楓が初座長を務め、相次ぐ先輩の卒業に目を背け、立ち止まりそうになることもあると話しながらも「私たちに立ち止まっている時間なんてない」と決意を語った。

【写真】佐藤楓が初センター「乃木坂46 29thSGアンダーライブ」ライブフォト(14枚)

 「乃木坂46 29thSGアンダーライブ」には、29thシングルアンダーメンバーの伊藤理々杏、金川紗耶、北川悠理、黒見明香、阪口珠美、佐藤楓、佐藤璃果、中村麗乃、林瑠奈、松尾美佑、向井葉月、矢久保美緒、山崎怜奈、弓木奈於、吉田綾乃クリスティー、和田まあやの計16名が参加。25日、26日、27日の3日間開催され、3期生の佐藤楓が初の座長を務めた。 

 ライブは佐藤楓の「みなさん私たちについてこれますか〜!? アンダーライブ最終日、行くぞ!」という掛け声のもと「狼に口笛を」からスタート。ファンのサイリウムがメンバーの手の動きに合わせて揺れ、オープニングから会場は一体感に包まれる。メンバーは「自惚れビーチ」で笑顔を振りまき、キュートさを存分に見せた後、続く「My rule」では一転、クールな表情を見せた。

 “思い出セレクション”のブロックでは、16名それぞれが思い入れのある曲でセンターを務めた。ひとりひとりがオーディションで歌った思い出の曲や、忘れられない曲、憧れの曲などをチョイスしてセンターで披露。個性と思いにあふれたブロックとなった。最後は佐藤楓が「加入前からずっと憧れだった(西野)七瀬さんのラストシングルで初選抜に選んでいただき大切で、とても濃い忘れられない期間になったから」として「帰り道は遠回りしたくなる」をパフォーマンスした。

 「Sing Out!」をチョイスした阪口は、その後のトークで「初めて選抜に選んでいただいてすごい思い出深くて。曲を聞いても毎回いろんな楽しい思い出が蘇る、まさに思い出の曲」と告白。毎回手が震えるほどに緊張すると話し「でも今回やるにあたって(齋藤)飛鳥さんからすごく心強い言葉をいただいた」と明かした。その言葉は自分だけの秘密だとしながら「すごく堂々とパフォーマンスすることができました」と語った。

 29thシングル「Actually…」のアンダー楽曲「届かなくたって…」では、佐藤楓をセンターに、16名全員で堂々とダイナミックにパフォーマンス。ステージは青い光に照らされ、会場のサイリウムは赤色に染まった。

 「別れ際、もっと好きになる」までノンストップで披露したあと、佐藤楓は「今回のアンダーセンターというのは、自分の中ですごく突然のことで。自分はセンターというものには縁のない人間だと思っていたし、センターっぽくないと思っていました」と心境を吐露。最近は先輩の相次ぐ卒業があり、卒業に目を背けて立ち止まりそうになってしまうと話しながらも「私たちに立ち止まってる時間なんてなくて。今ここにも後輩がたくさんいますし、5期生も新たに入ってきてくれて、3期生はもうとっくに引っ張っていく立場になっているので、センターと決まってからすぐに気持ちを切り替えることができました」と口にした。

 佐藤楓は、少し前の自分であればセンターと聞いて「どうしよう」などのネガティブな思考があったと思う、としながら「今回は全然そうではなくて。今まで自分が乃木坂の活動でやってきたことに嘘はひとつもないし、自信を持ってやってきたものがあるからこそ、今ここにこうしてしっかりと立つことができています」と思いを告白。そして「すべての方への感謝をこめて、最後の曲にいきたいと思います」と「新しい世界」を披露し、本編の幕を閉じた。

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