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二宮和也が挑む“愛の実話” 『ラーゲリより愛を込めて』スーパーティザー映像&ビジュアル解禁

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映画『ラーゲリより愛を込めて』

映画『ラーゲリより愛を込めて』(C)2022『ラーゲリより愛を込めて』製作委員会 (C)1989清水香子

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二宮和也

瀬々敬久

 俳優の二宮和也が主演する『ラーゲリより愛を込めて』より、30秒のスーパーティザー映像&ビジュアルが解禁された。

【動画】二宮和也主演『ラーゲリより愛を込めて』スーパーティザー映像

 第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となった。あまりにも過酷な日々に誰もが絶望した当時、ただ一人、生きることへの希望を捨てなかった人物。それが山本幡男(やまもとはたお)さんだった。

 ラーゲリでの劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人捕虜同士の諍いも絶えない中、山本さんは生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身もラーゲリに身を置き、わずかな食糧で過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの捕虜たちの心に希望の火を灯し…。

 本作は、辺見じゅんのノンフィクション小説『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文春文庫/1992年刊)を基に、山本幡男さんの壮絶な半生を描く感動作。演技力に定評のある二宮が、76年前に過酷な収容所で一筋の“希望の光”となった実在の人物に挑む。メガホンを取るのは、本作で二宮と初タッグを組む瀬々敬久監督。

 今回、二宮が魂を込めて山本幡男さんを熱演した本編映像が初解禁に。実在した山本さんを演じるために、二宮は頭を坊主にして無精髭を生やし、山本さんのトレードマークである丸眼鏡をかけて撮影に臨んだ。劇中では十分な食事を与えられず、痩せ細った捕虜役を演じるため、瀬々監督からの要望に応え大幅に体重を落としてからクランクインを迎えた。

 「山本は、自分の想いに蓋をしてしまった仲間に対し心の底にあるはずの願いに、気づかせてあげられる人」と語る二宮。猛烈な吹雪が舞う厳冬のシベリアで過酷な労働に耐えながらも、仲間に微笑みかけ、“生きるのをやめないでください”“帰国(ダモイ)の日は、来ます”と力強くうなずく表情に、人々に希望を与え続けていた山本(二宮)の優しさと強さを感じさせる。

 さらに、スーパーティザービジュアルも解禁。列車の中から雪の舞うシベリアの空を眺める山本。その瞳には捕虜の身で何処へ連行されるかもわからない絶望的な状況でも、帰国(ダモイ)を信じ、遠く離れた日本にいる家族に思いを馳せる姿が切り取られている。

 映画『ラーゲリより愛を込めて』は本年冬公開。

映画『ラーゲリより愛を込めて』スーパーティザー映像

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