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『ムーンナイト』オーディションで選ばれた新鋭監督が明かす、ケヴィン・ファイギの“敏腕ぶり”

海外ドラマ

ドラマ『ムーンナイト』場面写真
ドラマ『ムーンナイト』場面写真(C)2022 Marvel

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オスカー・アイザック

ケヴィン・ファイギ

 俳優オスカー・アイザックが主演を務める、現在配信中のマーベル・スタジオのオリジナルドラマシリーズ『ムーンナイト』(ディズニープラス)より、モハメド・ディアブ監督がマーベル・スタジオ全作品のプロデューサーを務めるケヴィン・ファイギについて語るコメントが到着した。

【写真】マーベル最新ドラマ『ムーンナイト』フォトギャラリー

 MCU史上最もダークでミステリアスなヒーローを描く本作で、監督のひとりに抜てきされたのは、『護送車の中で(英題:Clash)』(2016)でカンヌ映画祭「ある視点」部門に選出された、エジプト出身の新進気鋭監督モハメド・ディアブ。今回到着したのは、ディアブ監督が、本作をはじめとするマーベル・スタジオ全作品のプロデューサーを務めるケヴィン・ファイギとのオーディション秘話などについて語ったコメント。

 オーディションによって見事チャンスをつかみ取ったモハメド監督は「数多くの応募者の中から厳選された3人がケヴィンに会うことになった。僕は彼に30分間アイデアを売り込んだ。そのあとケヴィンはこの作品に求めていることを教えてくれたんだけど、僕の考えたストーリーの方向性が、彼のやりたいストーリーにとても似ていたんだ。だから僕はこの仕事をもらえたんだよ」と、ケヴィンと思い描くビジョンが重なっていたことから選ばれたと明かす。

 特にモハメド監督が本作でこだわったのは、“自分自身と向き合う主人公の物語を描くこと”。今回の主人公は、“穏やかな性格”の〈スティーヴン・グラント〉。身に覚えのない“残酷”な記憶が蘇るなど幻覚に怯える日々を過ごすスティーヴンは、ある日自分の中に“暴力と残虐性に満ちた人格”の〈マーク・スペクター〉が存在していることに気付く。そして、コントロールできないマークの人格を受け入れたとき、一目でその凶暴性が伝わってくるほどの迫力を備えた〈ムーンナイト〉が誕生。「自分は何者なのか?」と自分自身と向き合う多重人格の主人公の、苦悩と狂気が描かれる。

 またモハメド監督は、一緒に仕事をしたことでケヴィンのプロデューサーとしての敏腕ぶりを目の当たりにしたそうで「ケヴィン・ファイギは同時に20本もの作品の企画開発をしている。でも彼は『ムーンナイト』の全ての打ち合わせに参加していた。エキストラをどうするかや、脚本の全てのページについて話をする際にね。彼の脳がその全てのことをどうやってこなしているか分からないよ。彼が他の作品でも同じことをしているということに本当に驚いているよ」と明かした。

 約14年前に公開した『アイアンマン』から、他作品との世界観の繋がりを大事にしながら製作してきたケヴィン。マーベル・スタジオは、今年公開予定の映画に『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』、『ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題) 』、『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題)』の3作品を控えているほか、ドラマシリーズでも本作を筆頭に『ミズ・マーベル』、『シー・ハルク(原題)』など数多くの作品を配信する予定。『アベンジャーズ』シリーズでアイアンマンやキャプテン・アメリカらヒーロー達が集結したように、シリーズ初登場となるムーンナイトも今後のMCUでどのように関わっていくのか注目したい。

 オリジナルドラマシリーズ『ムーンナイト』は、ディズニープラスにて独占配信中。

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