稲葉浩志×長澤まさみ、珠玉のデュエット! 『SING/シング:ネクストステージ』本編抜粋映像解禁
関連 :
現在上映中のアニメ映画『SING/シング:ネクストステージ』の日本語吹替版より、稲葉浩志演じるクレイと長澤まさみ演じるアッシュのデュエットシーンを切り取った本編映像が解禁された。U2の名曲「I Still Haven’t Found What I’m Looking For(終わりなき旅)」を情感豊かに歌い上げている。
【動画】稲葉浩志×長澤まさみのデュエットが流れる『SING/シング:ネクストステージ』本編抜粋映像(日本語吹替版)
イルミネーション・エンターテインメントが2017年に公開し、週末動員ランキング4週連続1位&最終興収51億円超えの大ヒットを記録した『SING/シング』。その前作から5年を経て3月18日に公開された本作は、初登場から2週連続で興行ランキング1位を獲得、累計興収は16億7000万円、動員数は約133万人を記録(3月30日付)。新たな仲間も加わりゴージャスにスケールアップされており、日本語吹き替え版には、内村光良、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、大地真央、坂本真綾、田中真弓らが続投するほか、新キャラクターの声優としてジェシー(SixTONES)、アイナ・ジ・エンド、稲葉浩志も加わっている。
今回解禁されたのは、シングファミリーの運命を握る伝説のロックスター、クレイ・キャロウェイ(稲葉)と、クレイに寄り添うアッシュ(長澤)のデュエットシーンを切り取った本編映像。この日本語吹き替えバージョンの楽曲は、日本盤サントラにも入っていないため、聞くことができるのは現在劇場のみ。地元を飛び出したバスター(内村)らが、15年以上音楽から遠ざかっていたクレイを説得し、エンターテインメントの聖地での一世一代のショーを成功させようとするストーリーの中、このシーンはクレイがバスターやアッシュ、仲間たちに背中を押され、ついにステージに立つというクライマックス直前の重要な一場面だ。
そして2人が歌うのは、ロックバンドとしてグラミー賞最多受賞を誇るU2の「I Still Haven't Found What I'm Looking For(終わりなき旅)」。1987年のアルバム『ヨシュア・トゥリー』からシングルカットされ大ヒットした初期代表曲のひとつで、オリジナル版の劇中では、U2のボノ(クレイ・キャロウェイ)とスカーレット・ヨハンソン(アッシュ)が歌っている。
同曲の日本語吹き替え版で、稲葉と長澤が歌う「歩いてゆこう。ひとつになれたら、なれたら世界は変わる。心の奥に隠している傷あと見せて、風に希望はためいて。終わらない旅をいざゆこう。終わらない旅をいざゆこう」という歌詞(日本語歌詞監修:いしわたり淳治)は、オリジナルの歌詞を尊重しており、本作のテーマ「一歩踏み出す勇気、さらなる挑戦」を表現したもの。自らの殻を破り15年ぶりに歌うクレイはもちろん、地元での成功に甘んじることなく上を目指したバスターと仲間たちをも体現していると同時に、この成功の先の未来にも“さらなる挑戦”があることを伺わせる、前向きな気持ちにあふれたワンシーンだ。
クレイ役の稲葉は、このシーンについて「発売された当時、よく聞いていた曲。まさか自分が日本語の歌詞で歌うことになるとは想像していなかった。15年ぶりに人前で歌うという葛藤を超えてステージに立つクレイを、自分がアフレコの歌唱を終えた後に見て感慨深かった」と振り返る。
長澤は「稲葉さんがやってくれるんだ!と驚きがありました。(キャスティングを)聞いた時の印象はぴったりすぎて楽しみでしかなかったです」とコメント。歌はそれぞれ別録りながら、デュエットを果たした長澤は、「稲葉さんの声を聴きながら歌った時は、しびれました。クレイを稲葉さんが演じて下さってよかったなと思いました」と語っている。
アニメ映画『SING/シング:ネクストステージ』は、上映中。