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アニタ・ムイの波乱に満ちた生涯を描く『アニタ:ディレクターズカット』ディズニープラスで配信

海外ドラマ

 香港ポップス界のスター、アニタ・ムイの波乱に満ちた生涯を描くドラマシリーズ『アニタ:ディレクターズカット』が、4月6日よりディズニープラスのスターにて配信されることが決定。華やかな衣装に身を包んだ主人公アニタを捉えた日本語版ポスタービジュアルが公開された。

【写真】『アニタ:ディレクターズカット』場面写真

 本作は、昨年末に香港をはじめとするアジアで劇場公開され、大きな反響を呼んだ伝記映画『アニタ』のディレクターズカット特別版。映画版に1時間以上の本編映像を追加した、1話45 分・全5話で構成されるシリーズ作品となっている。
 
 2003年12月に子宮頸がんのため40歳の若さで他界し、「アジアのマドンナ」と称され今もなお多くの人に愛されるアニタ・ムイは、アジア地域を代表する女性アーティストの一人で、歌手、女優として数々の賞に輝いた。本作では、彼女の幼少期の歌手活動から始まり、歌手としての成功やマフィアとのトラブル、家族や恋人への愛情、そして社会貢献活動など、短くも情熱に満ちた生涯が、数々のヒット曲と共に描かれている。
 
 今回配信される5話のシリーズでは、追加映像が加えられたことによって、4歳から始まったというアニタの歌手としてのキャリア、そして音楽と共に歩んだ人生がより一層丁寧に描かれている。また、香港のスーパースターであるレスリー・チャンとの友情、恋模様など、あまり知られていない彼女の私生活にも迫っている。

 監督は『コールド・ウォー』シリーズなどで知られるリョン・ロクマンが務め、アニタ役を香港出身のモデル、ルイーズ・ウォンが演じる。そのほか共演には、俳優レスリー・チャン役にテレンス・ラウ、ラストコンサートで舞台衣装を手掛けた有名デザイナー、エディー・ラウ役にルイス・クー、日本人青年の後藤夕輝役に中島歩、レコード会社・華星唱片の元社長、ソー・ハウリョン役にはラム・カートン、といった豪華キャストが集結した。

 1980年代から90年代のバブル期にあった日本との交流も活発化し、文化的、商業的にも大きく発展してゆく香港とともにスターダムに上り詰めながらも病に倒れたアニタの波乱万丈な人生。当時日本でヒットしていた歌謡曲も織り交ぜながら、アニタの熱い生き様が描かれる。

 『アニタ:ディレクターズカット』は、4月6日よりディズニープラスのスターにて配信。全5話。

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