水谷豊監督作『太陽とボレロ』、メイキング＆キャストが思いを語る特別映像
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俳優の水谷豊が監督、女優の檀れいが主演を務める映画『太陽とボレロ』より、特別映像が解禁。檀と、共演の石丸幹二、町田啓太、森マリアらキャスト陣のメイキング映像と、彼らが作品や自身の役どころに込めた思いを語る姿を収めている。
【動画】撮影風景、キャストコメントも！ 映画『太陽とボレロ』特別映像
水谷豊監督作品第3弾となる本作は、“クラシックのオーケストラ”を題材に、音楽を愛する普通の人々の人間模様を洒脱（しゃだつ）に描いたエンターテインメント作品。
ある地方都市のアマチュア交響楽団。主宰者である主人公の花村理子（檀）は18年間、個性豊かなメンバーとともに活動してきた。みんな音楽を愛する普通の人々。しかし、楽団の経営は苦しく、必死に奔走する理子だったが、ついに楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られる。そして、最後にして最高のコンサートが始まる―。
今回解禁されたのは、本作の撮影風景を収めたメイキングと、主演の檀れい、共演の石丸幹二、町田啓太、森マリアがそれぞれ、作品や自身の役どころに込めた思いを語るインタビューなどを収めた特別映像。
弥生交響楽団の主宰者・花村理子を演じた檀は、自身の役どころを「花村理子という女性は、自分のことよりも周りのことをいつも考えて行動している女性」と語る。メイキング映像では、和やかな笑みを浮かべているかと思うと一転して真剣な表情を見せたり、ハイヒールで道路を走るシーンを笑顔でこなすなど、自在に表情を変えながら等身大の女性を魅力的に演じる姿が切り取られている。
理子とともに弥生交響楽団を支えてきた、鶴間芳文役の石丸は「僕だったらどんな風に演じるのかなと思って、カッコよく演じたいと思っていました」とコメント。続くメイキング映像では、そんな石丸の言葉とは裏腹に、両手を上げ満面の笑みで軽やかにジャンプする鶴間のコミカルな姿が。水谷監督の演出により、愛らしくポップなキャラクターとして映し出されている様子を収めている。
弥生交響楽団のトランペット奏者・田ノ浦圭介役の町田は「（圭介は）チャーミングなところがたくさんあるので、それを表現できればいいなと思っていました」と役作りを振り返る。メイキング映像では町田が、そんな圭介のかわいらしさを存分に発揮。水谷監督の指導のもと茶目っ気たっぷりに演じ、スタッフからも絶賛の声が飛び交うなど、まさに圭介のようにチャーミングで愛嬌たっぷりな姿を見せている。
弥生交響楽団のヴァイオリン奏者・宮園あかりを演じた、本作が映画初出演となる森は「“ヴァイオリンこそ我が人生”というセリフがあったんですけど、その言葉を体現できるように、ひたすらヴァイオリンを練習しました」と語る。メイキング映像では、真剣な表情でヴァイオリンを演奏する森の姿が映し出されている。
映像にはさらに、この4人以外の個性豊かな俳優陣が監督・水谷豊のもとに集い、和気あいあいと撮影に臨んでいる様子も。檀が「どのシーンもどのカットも、スクリーンの隅々までキラキラ輝いている」と語るように、キャストそれぞれが笑顔で作品に向き合う姿、そして水谷監督自身も楽し気に演出をする姿が印象的な映像となっている。
映画『太陽とボレロ』は、6月3日より全国公開。
