映画初出演＆初主演、17歳の嵐莉菜 撮影時に監督が号泣「一生忘れない経験」
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雑誌「ViVi」専属モデルで女優、17歳の嵐莉菜が11日、都内で開催された映画『マイスモールランド』完成披露試写会に俳優の奥平大兼、川和田恵真監督と共に出席。映画初出演にして初主演を務めた嵐は、自身の演技を見た川和田監督が号泣したエピソードに触れ「私の人生で一生忘れない経験・初体験でした」と笑顔を見せた。
【写真】映画初出演＆初主演、17歳の嵐莉菜
本作は、在留資格を失い普通の高校生としての日常が奪われてしまった17歳の在日クルド人サーリャ（嵐）が、理不尽な社会と向き合い、自分の居場所を探しながら成長していく物語を描く。
サーリャが心を開く少年・聡太を演じた奥平は、嵐の演技について「嵐さんは、すごく現場で明るい子だった。僕は一番最初、こんなに明るかったかな？って思うと、すごく不安なことだったり、緊張するとかって、最初の頃はあった」とコメント。
また「嵐さん本人はそう思っていたかもしれないけど、それを周りに見せずに、ちゃんと堂々とお芝居できているっていうのがすごいなっていう風に思って。一番最初、僕が現場にいた時はできなかったことだなと思いましたし、だからこそ堂々とお芝居しているところを見て、僕もそのお芝居に対して反応することができた」と嵐を称賛した。
これまで年下と演技をする経験がなかったという奥平は、嵐にどう話しかけていいかわからなかったところ、嵐から話しかけてくれたことにも言及。これに照れ笑いを見せた嵐は「仲を深めるために、趣味を聞き出したりとかするんですけど、その中でも服とか趣味が合ったところもあったので。これなら仲良くなれる！と思って話しかけました（笑）」と明かした。
奥平との共演については「本当に心強くて。業界用語とか、全然わからないことが多かったんですけど、気軽に聞ける存在だったので。演技がここまで、最後まで撮影できたのも、たぶん奥平さんのおかげでもあった」と感謝の気持ちを語っていた。
その後「印象的だった初めての体験」に話が及ぶと、嵐は本作におけるクライマックスのシーンの撮影時に監督が号泣していたことを紹介。「本当にうれしかったです。私も泣きながらお互いハグし合うっていう（笑）。本当にあそこは、私の人生で一生忘れない経験・初体験でした」と笑顔で明かしていた。
映画『マイスモールランド』は5月6日より全国公開。
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