吉岡里帆、グミ好きを明かす 「好きな人にはグミ食べさせたい」
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女優の吉岡里帆が14日、都内で実施された主演映画『ハケンアニメ!』の完成披露上映会イベントに中村倫也、尾野真千子、吉野耕平監督、原作者の辻村深月と共に出席。「好きな人にはグミを食べさせたい」とグミ好きの一面を明かした。
【写真】吉岡里帆、中村倫也、尾野真千子、吉野耕平監督、原作者・辻村深月が登壇 『ハケンアニメ!』完成披露上映会イベント
本作は、直木賞作家・辻村の同名小説を原作とする青春エンタメストーリー。一世一代の大チャンスをつかんだ、新人アニメ監督・斎藤瞳(吉岡)が、天才ワガママ監督・王子千晴(中村)らと最も成功したアニメの称号=「ハケン」(覇権)の称号をかけて戦いを繰り広げる様を描く。
この日、尾野は吉岡との撮影中のやり取りを振り返って「『尾野さん、グミ食べます?』って言って、持ってきてくれるのはいいんですけど、何種類も出てくるの。10種類は持ってたね」と目を丸くした。
すると吉岡は「グミがすっごく好きで。尾野さんは優しいし、大好きになった。好きな人にはグミ食べさせたいと思って、いっぱい渡しました。でも尾野さん、あんまりグミ得意じゃなかったぽくて(笑)。『そんなグミ食べるのやめなよ』と言われました」と笑った。
尾野が「いっぱいくれたね。最後の最後に干し梅くれたの」と返事すると、吉岡は「たぶん、干し梅のほうが好きそうだな、と最終的に分かって。それは『おいしい』と言って食べてくださいました」と笑顔をこぼした。
さらに本作にちなんで、“これだけは負けない、覇権をとれるもの”を質問されて吉岡は「さっき尾野さんと中村さんに、『リップを塗られながらしゃべるのが、すごい上手だね』と褒めてもらいました(笑)。『それで覇権とれるよ』って2人のお墨付きをもらいました」と回答。
中村が「すごかった。リップ塗られてるから全然口がが動かないのに、眼球と(声の)音だけこっちに来る。『えっ!? 今誰がしゃべってるの!?』となる」と笑うと、吉岡は「尾野さんが『腹話術に向いてるんじゃない?』と教えてくださいました」と述べた。
また、本作について吉岡は「自信作です! シンプルに。必ず皆さんに刺さるのでは。丁寧に撮ってきました」とアピール。「自分がこの仕事を何年もしていて心が折れそうになる瞬間とか、『どうすればいいんだろう?』とず~っと悩んでいたことの解決方法を、まるで『こうすればいいんだよ』と作品が言ってくれている。もっと自分のことを信じていいんだよ、と背中を押されて、不安だった気持ちがどんどん解消され、ほぐれていくのを感じました。これからの人生にとってお守りになる作品になりました」と語った。
イベントでは、超クセ者プロデューサー・行城理を演じた柄本佑のコメント映像も披露された。
映画『ハケンアニメ!』は5月20日より全国公開。