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花江夏樹、土屋太鳳主演『やんごとなき一族』で“深山家の使用人”視点のナレーションを担当

ドラマ

 女優の土屋太鳳が主演するドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系/毎週木曜22時)に、声優の花江夏樹がナレーターとして参加することが決定した。花江がフジテレビのドラマに参加するのは、今回が初。

【写真】土屋太鳳&松下洸平はりりしい表情 『やんごとなき一族』家族写真風ポスター

 こやまゆかりの同名漫画(講談社「Kiss」連載中)を実写化する『やんごとなき一族』は、庶民の家庭から上流社会の一家・深山家に嫁ぐことになった主人公・篠原佐都(土屋)が、理不尽な家のしきたりや親族内の複雑な人間関係にほんろうされながらも、夫・深山健太(松下洸平)とともに真正面から立ち向かい奮闘する“アフター・シンデレラ・ストーリー”。土屋、松下をはじめ、尾上松也、松本若菜、渡邊圭祐、松本妃代、馬場ふみか、佐々木希、石野真子、倍賞美津子、木村多江、石橋凌といったキャストが顔をそろえる。

 今作で花江が担当するナレーションは、今作の舞台である“深山家”に仕える者の視点で語られ、一族の豪華絢爛(けんらん)で荘厳な様子や、そこに秘めた異様さを引き立て、見る者を“やんごとない”世界へと導く重要な役。丁寧に語りかけるような口ぶりから、時におどろおどろしく、多彩な表現でドラマの世界観を伝えていく。

 花江は今作への出演について、「すごく光栄なことだと感じました。どうやってナレーションしようかと、いろいろ家で考えてきたのですが、最初のイメージよりもちゃんと一人の登場人物としてドラマに関わっている感じがしました」とコメント。

 台本を読み、「(今作の)ナレーターは“深山家の使用人”という設定なんです。はじめは“住む世界が違いすぎるでしょう”と、佐都を少し馬鹿にするような雰囲気のセリフもあるのですが、ストーリーが進むにつれて、佐都のことを応援する気持ちが大きくなっていって…」と感想を。「この使用人は、割と調子がいい人なんだと思います(笑)。ナレーターとして、佐都が頑張っている姿や、大変な目に遭っている姿をのぞき見しているような気持ちになりました」と語っている。

 そしてナレーション収録当日には、やんごとなき世界の一員として監督と声のトーンを真剣かつ繊細に調整する場面も。「使用人という役柄なので、非常に丁寧な口調であることもあり、年齢のイメージが上がってしまう部分もあって。ですが、監督からの“若めのイメージで”というディレクションも踏まえて、かっちりと話していた部分を少し崩してみるなどの遊びを取り入れて、若さを表現しました」と明かした。

 そして、「原作を読ませていただいて、“きらびやかな世界の中で庶民がどうやって生きていくか”というのがすごく面白く描かれていたので、それがドラマになった時にどうなるんだろう?と思っていました。ナレーション収録の際にドラマの映像を見せていただいたのですが、皆さんのイメージがぴったりで、本当に漫画から飛び出してきたかのようでしたし、早く全部見たいなと思いました。物語をのぞき見るように、ぜひ一緒に楽しみましょう!」とメッセージを寄せている。

 木曜劇場『やんごとなき一族』は、フジテレビ系にて4月21日より毎週木曜22時放送(初回15分拡大)。

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