トム・クルーズ、約4年ぶり来日決定! 「行くのが楽しみで待ちきれないよ!」
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俳優トム・クルーズ主演最新作『トップガン マーヴェリック』のグローバルプレミアが、現地時間5月4日にアメリカ・サンディエゴにて開催。現地に登場したトムは「(この作品で)もちろん日本に行くよ!行くのが楽しみで待ちきれないよ!」と本作のプロモーションで約4年ぶりに来日することを電撃発表した。
【写真】トム・クルーズ、ヘリで降臨! 『トップガン マーヴェリック』グローバルプレミアの様子
本作の船出を祝うように、雲一つない快晴となった『トップガン』の聖地・サンディエゴのプレミア会場。何台もの戦闘機やヘリコプター、さらに巨大な軍艦がそばに並ぶ、海岸線に沿うように引かれた壮大なレッドカーペットには、ティアドロップ型のサングラスやMA‐1などを着用するなど“トップガン愛”を全身で表現した多くのファンが集結。
そんな熱気に満ちた会場に、まずはジェニファー・コネリー、マイルズ・テラー、グレン・パウエルら俳優陣と、ジョセフ・コシンスキー監督、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー、脚本のクリストファー・マッカリーらスタッフ陣の面々が晴れ晴れとした表情で登場。世界中から駆け付けた約100を超えるメディア・報道陣の取材に精力的に応えた。
その後、澄み切った青空のむこうからプロペラの轟音が鳴り響く。キャスト、スタッフらが笑顔で見守り出迎える中、映画のロゴがあしらわれた“トップガン仕様”のヘリコプターがカーペットのすぐそばに着陸。「Top Gun Anthem」が荘厳に響き渡るなか、主人公“マーヴェリック”を演じるトム・クルーズが、作品を象徴するサングラスを着用してさっそうと姿を現した。
トム・クルーズ主演映画のプレミアが開催されるのは、2018年7月に日本で開催された『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のジャパンプレミアから約4年ぶり。この日トムはこれまでと全く変わらず、ファンサービスとメディアのインタビューにたっぷり時間をかけて丁寧に応え会場を盛り上げた。
インタビューでトムは、自身にとって想い入れの深い『トップガン』の続編がついにお披露目を迎えたことについて「本当に最高だね。キャストや監督たちとも話していたんだけど、何年もロックダウンした中で映画の撮影を続けてきたけど、こうしてファンの皆と合えて皆の顔が見られるなんて、この場に立てて光栄だ」と感無量の面持ち。
続けて「過酷な訓練に次ぐ訓練だった! でも訓練だけではなく、若いキャストたちには映画作りについて学んで欲しかったんだ。世界を旅して異文化に触れ、たくさんの異なる領域で常に努力して自分を高め、誰かの人生を生きてどう感じるか、映画製作を通じていつも学べる。僕も駆け出しのころは映画が大好きで、作りながら学べたし、彼らにもそれを経験して欲しかった」と、教官としてトップガンに帰還するマーヴェリックの役柄とも通ずるような、後輩俳優たちへの心境を語る。
そして「何事も成し遂げるには覚悟と努力が必要で、それが僕の映画作りにとって大切で楽しい時間であり、すべては観客に楽しんでもらうため、それが重要だ。すごく悩んだけれど、考えるようにしたのは、『トップガン マーヴェリック』が、ビジュアルの上でも物語の上でも1作目と同じ世界観で、かつ現代に続いているものとして捉えられるかどうか。非常に面白い挑戦だったよ」と撮影を振り返った。
■約4年ぶり通算24回目の来日が決定!
さらにトムは、日本の取材カメラに向かって「(この作品で)もちろん日本にも行くよ!行くのが楽しみで待ちきれないよ!」と本作のプロモーションで来日することを電撃発表。5月下旬に、前作でもタッグを組んだプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーとともに、約4年ぶり通算24回目の来日を果たす予定だ。
そのほか、組織に縛られない孤高なマーヴェリックを支えるソウルメイトのヒロイン・ペニーを演じた女優ジェニファー・コネリーは、トムについて「素晴らしい俳優で、現場でも優しく、仕事に対する姿勢は熱心でストイック。皆に働きやすい環境を作ってくれた」と絶賛。前作で悲しい死を遂げたマーヴェリックの親友グースの息子ルースターを演じたマイルズ・テラーは「1作目のグースはあまりに印象深く、その息子を演じられるなんてワクワクしました。前作からかなり経っているので、自分なりの解釈で(ルースターを)演じられて、それが楽しかった」とコメント。
本作で『オブリビオン』以来となるトムとのタッグを果たしたジョセフ・コシンスキー監督は「(トムは)映画に対する情熱が凄い。ベスト・オブ・ザ・ベストのエンターテイメントを作ろうと限界に挑戦している。トムの作品では、他の作品で出来ないことが出来る」と、トムの映画制作に対する姿勢を称賛した。
映画『トップガン マーヴェリック』は5月27日全国公開。